碧海信用金庫、Helpfeel Growth導入でローン成約数が最大1.5倍に
株式会社Helpfeelは、碧海信用金庫がマーケティングソリューション「Helpfeel Growth」を導入したと発表した。Web広告の出稿との併用により、Web経由のローン成約数が最大1.5倍に達したとしている。
導入の背景と従来の課題
愛知県安城市に本店を置く碧海信用金庫(理事長:深谷 誠)は、新型コロナ感染拡大を機に、マイカーローンやフリーローンなどWeb上で申し込みが完結する商品の拡充を進めていた。しかし、申し込み前の疑問や不安を解消できない顧客が途中で離脱し、手続き完了に至らないケースが課題となっていた。
顧客の自己解決を促すためにチャットボット機能を提供していたものの、メンテナンスの負担や検索精度の低さから、欲しい情報にたどり着けない状態が発生していた。そのため、正確な情報を届けて自己解決を支援し、安心して申し込める環境の構築が急務となっていた。

碧海信用金庫は、事前に用意した正確なFAQ記事を提示する仕組みに着目し、2025年9月に「Helpfeel Growth」を導入した。導入にあたっては金融機関として生成AIのハルシネーション(誤情報の生成)リスクを排除しつつ、2,000件超のコンテンツを約300記事に精査・集約した。
あわせて顧客の意図(インテント)データを分析し、「2台目のローン利用可否」や「対象エリア」といった申し込みを躊躇させる要因を解消する記事を拡充した。また、Webサイト上の各顧客接点に「よくある質問はこちら」ボタンを配置し、疑問を解消しやすい環境を整えている。

成約数は最大約1.5倍に増加、問題解決率も約5倍に向上
導入後の運用により、Web経由のローン成約数は導入前と比較して2026年3月に前年同月比約1.2倍、4月には同約1.5倍(Web広告の出稿との併用による)へ増加した。
また、ヘルプサイト記事の末尾にある「この記事で疑問は解決しましたか?」という問いに対して「はい」が押された回数を全体セッション数で割って算出する「問題解決率」は、旧チャットボットの約6%から約29%へと約5倍に向上した。顧客数や取扱商品が増加する中でもコールセンターへの入電数は横ばいを維持しており、自己解決可能な問い合わせの抑制につながっている。
碧海信用金庫デジタル戦略部部長の水野 嘉大氏は、「Helpfeel Growth」の導入と検索意図データに基づく改善によりローン成約数向上に手応えを感じているとし、今後はWebと対面を融合させた「OMO戦略」のもとでサービスを提供しつつ、AIエージェント時代(Agent to Agent)も見据えた基盤として活用を深めたいとしている。

株式会社Helpfeelの概要
- 創業:2007年12月21日(2020年12月4日に日本法人を設立)
- 代表者:代表取締役 CEO 洛西 一周
- 京都オフィス:〒602-0023 京都府京都市上京区御所八幡町110−16 かわもとビル5階
- 東京オフィス:〒104-0032 東京都中央区八丁堀2-14-1 住友不動産八重洲通ビル4階
- URL:https://corp.helpfeel.com/
本記事は株式会社Helpfeelの発表をもとに作成しています。
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