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75歳以上歓迎求人でWeb面接可が35.6%に シニアジョブ調査

シニア転職支援を手がける株式会社シニアジョブは、シニア専門求人サイト「シニアジョブ」に掲載された求人を対象に、後期高齢者にあたる「75歳以上歓迎」の求人傾向に関する調査結果をまとめました。

調査によると、歓迎年代が高くなるほど「Web面接可」や休日などの労働条件に配慮された求人の割合が増える傾向がみられました。

歓迎年代が上がるほどWeb面接可や好条件の求人が増加

調査では、「75歳以上歓迎」求人の特徴として、立地や選考方法、勤務条件における割合の変化が明らかになりました。「Web面接可能」とする求人は、すべての求人で18.2%だったのに対し、「65歳以上歓迎」では28.8%、「75歳以上歓迎」では35.6%に達しました。同社は、年代が上がると応募書類等による経験年数の確認が面接よりも重視されやすくなることが背景にあると分析しています。

また、「駅徒歩7分以内」(75歳以上歓迎で23.3%、全求人で14.5%)や「副業OK」(75歳以上歓迎で27.1%、全求人で14%)の割合も年代とともに高まりました。

勤務条件面でも、「完全週休2日制」の求人が全求人の21.2%から75歳以上歓迎求人では32.9%に上昇したほか、「残業なし・月平均20時間以内」の求人は全求人の61.5%に対して75歳以上歓迎求人では79.5%を占め、健康や体力への配慮が高まっている傾向がうかがえます。

職種別の平均給与は年代で低下せず一部職種で需要増

歓迎年代別で求人数が多い職種の平均給与を比較したところ、同一職種においては年代による平均給与の低下はみられず、年代が上がると平均給与が高まるケースもありました。最も求人件数が多い「介護職・ヘルパー・看護助手」の提示最高時給はいずれの年代でも3600円となり、平均時給は75歳以上歓迎で1270円、65歳以上歓迎で1283円、全求人で1261円でした。

また、「美容師・美容室」や「生活支援員・世話人」の求人は、歓迎年代が上がるほど求人全体に占める職種の割合が増加しました。美容師・美容室の割合は全求人で1.6%、「65歳以上歓迎」で2.3%、「75歳以上歓迎」で2.8%となっています。一方で、「児童指導員」などは高年代向けの求人が少ない職種として挙げられています。

雇用形態・応募条件の傾向と代表コメント

雇用形態別では、「契約社員」や「業務委託」は歓迎年代が上がるほど割合が増え、「派遣社員」は減少傾向にありました。応募条件では、「資格不問」の割合が年代上昇に伴い減少する一方、「経験不問」や「ブランクOK」の割合が高まる結果となりました。なお、歓迎年代別の求人件数割合では、「70歳以上歓迎」と「75歳以上歓迎」がいずれも29.6%と同数でした。

株式会社シニアジョブの代表取締役である中島康恵氏は、高齢者となる65歳や後期高齢者となる75歳の節目で求人傾向に大幅な変化はみられなかったとしつつ、企業が期待する内容は年代ごとに多少変わっても、発揮される能力は年齢で変わらず個々の差が大きい点を強調しています。

調査概要と会社情報

  • 調査日:2026年8月24日
  • 調査機関:株式会社シニアジョブ(自社調査)
  • 調査対象:2026年8月24日時点でシニア専門求人サイト「シニアジョブ」に掲載されていた75歳以上歓迎求人2万1557件(比較対象:同日時点の65歳以上歓迎求人3万1337件、全求人7万2842件。募集停止中の求人を含む)
  • 対象地域:全国
  • 調査方法:サイトの求人検索機能および平均給与表示機能を用いて集計

株式会社シニアジョブ

  • 代表者:代表取締役 中島康恵
  • 本社所在地:東京都新宿区大久保2丁目5-22 セキサクビル8F
  • 事業内容:シニア向け人材紹介・人材派遣・求人サイトの運営
株式会社シニアジョブ

本記事は株式会社シニアジョブの発表をもとに作成しました。

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