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みやぎ生協6店舗へ国内初のAI活用リサイクル実証実験を拡大 SKグループら

古紙・廃棄物の回収や中間処理、コンサルティングを行うSKグループ(株式会社サイコー、株式会社SKトレーディング、株式会社ステップスナイン、株式会社SKホールディングス)は、国立大学法人東北大学、株式会社4510デザイン事務所と共に行っている共同研究「変動リサイクルポイント・システム実証実験」について、みやぎ生協(みやぎ生活協同組合)の新たに6店舗で開始すると発表した。実証実験は2026年11月1日より開始される予定となっている。

本取り組みは、資源回収ステーションの利用データをもとにAIが利用者のリサイクル行動を学習・予測し、適切なポイント付与率を提示することで回収率向上を図るもので、一般向け資源回収でのAI活用としては国内初となる。みやぎ生協では2025年から10店舗で実証実験を開始しており、店舗の追加により利用データを集め、AIによる予測精度の向上を目指す。

実証実験の概要と国内初の取り組み

本実証実験は、資源回収ステーションの利用者が古紙持ち込み量に応じて獲得できるポイント付与率を変動させ、行動の変化を検証する取り組みである。資源回収ステーションの利用データをもとにAIが利用者のリサイクル行動を学習・予測し、随時適切なポイント付与率を提示することで資源物の回収率を上げる試みで、一般向け資源回収でのAI活用としては国内初となる。環境研究総合推進費(環境省所管)の令和7年度新規課題として採択されている。

第1弾の実証実験は2023年10月1日より「BIG HOUSE大野田店」(宮城県仙台市)にて実施された。社会的に古紙量が減少傾向にある中、実験店舗での持ち込み件数が大幅に増加した結果を受け、2024年10月12日より実験第2弾をスタートさせた。

新たに対象となる6店舗と導入内容

2026年11月1日より実証実験が開始される予定の新規導入店舗は以下の6店舗となる。

  • みやぎ生協 高森店(宮城県仙台市泉区高森8-53-47)
  • みやぎ生協 南光台店(宮城県仙台市泉区南光台7-19-11)
  • みやぎ生協 桜ヶ丘店(宮城県仙台市青葉区桜ヶ丘2-19-1)
  • みやぎ生協 台原店(宮城県仙台市青葉区台原5-1-2)
  • みやぎ生協 高砂駅前店(宮城県仙台市宮城野区高砂2-2-5)
  • みやぎ生協 荒井店(宮城県仙台市若林区なないろの里3丁目3番地3号)

導入店舗にはデジタルサイネージが設置され、AIにより決定される「日替わりのポイント倍率」が告知される。また、新規導入を記念して導入店舗での利用促進キャンペーンの実施が予定されている。

みやぎ生協の実験対象店舗の一部では、ポイントをきっかけに古紙の持ち込みが増える傾向が見られている。ポイント倍率と持ち込みの関係の分析では、倍率が高い日ほど持込件数・古紙の投入量が多くなる傾向が確認された。さらに、ポイントの変動に加え、利用者自身の回収実績や環境への貢献を伝える情報発信が持ち込みを後押しするという結果も出ている。

一方で効果の現れ方には店舗ごとに差があり、天候や来店状況などほかの要因の影響も含めて検証を進めている段階としている。対象店舗の拡大により、より多くの利用データを収集し、AIによる予測とポイント設計の精度を一層高めていく方針だ。

本取り組みは2025年3月に環境省所管の競争的研究費制度「環境研究総合推進費」の令和7年度新規課題として採択されており、「利用者への還元によるリサイクル行動の促進」「行政負担の解消」「環境負担軽減」「持続可能なリサイクル事業」など多方面への好影響が期待できる取り組みとして期待されている。

共同研究の体制

本実証実験は、環境省・(独)環境再生保全機構の環境研究総合推進費により、国立大学法人東北大学、株式会社ステップスナイン、株式会社4510デザイン事務所の3者で実施する「深層学習を活用した変動リサイクルポイント・システムの構築」(課題番号:3MF-2502)の一環として行われる。共同研究に参画する機関の概要は以下の通り。

  • 国立大学法人東北大学(所在地:宮城県仙台市, 総長:冨永悌二)
  • 株式会社4510デザイン事務所(所在地:京都府京都市, 代表取締役:藤原仁志、事業内容:経営戦略コンサルティング・事業開発支援など)

本記事はSKグループの発表をもとに作成。

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