三菱総合研究所、オール光ネットワーク実証基盤を10月5日に開設へ
株式会社三菱総合研究所(代表取締役 社長執行役員:籔田健二)は、総務省の「オール光ネットワークの実証基盤環境の構築及び効果的運用方策の検討」事業を受託し、オール光ネットワーク(APN)の普及促進に向けた国の実証基盤「APNイノベーションハブ」を構築して10月5日に開設します。これに伴い、10月1日より利用受付を開始します。APNを活用した技術検証やユースケース創出に取り組む企業・大学・研究機関等を対象に、検証環境と技術支援を提供します。
APN社会実装に向けた実証基盤の整備
AIの急速な進展に伴い、情報通信インフラには通信需要の拡大への対応と電力消費抑制の両立が求められています。APNは、大容量・低遅延・低消費電力を特長とする次世代の情報通信基盤として期待されています。
APNの社会実装には実際の製品やサービスを用いた検証が重要とされており、総務省は「オール光ネットワーク技術開発の促進及び普及・拡大事業」を通じて実証基盤の整備を進めています。三菱総合研究所は受託事業の一環として本実証基盤を構築し、多様な主体によるAPNの活用促進と新たなユースケース創出を推進します。
3拠点を中核とする検証環境の概要
APNイノベーションハブは、東京大手町、新宿、横須賀の3拠点を中核とし、複数の拠点やデータセンターをAPNで接続した検証環境です。以下の検証に対応しています。
- APNを活用した遠隔接続検証:3つの中核拠点をリング状に接続した構成を活用し、長距離伝送を想定した検証が可能です。大容量映像伝送時の通信性能・映像品質や、ロボットの遠隔操作時の操作応答性などを評価できます。
- 遠隔GPU計算基盤を活用したアプリケーション検証:APNで接続した複数のデータセンター内のGPU計算基盤を遠隔利用し、大容量データの処理やAIの学習・推論処理における処理性能や適用可能性を評価できます。
10月1日より利用受付を開始
本実証基盤では、APNの活用を検討する企業・大学・研究機関等を対象に、10月1日より特設ホームページで利用予約の受付を開始します。
利用者は新宿拠点への機器持ち込みによる検証のほか、自社オフィス等の遠隔拠点から接続して検証することも可能です。三菱総合研究所をはじめとする運用チームが、利用目的や内容の事前確認、検証環境の構成や実施方法の検討、検証時の技術支援まで一貫してサポートします。なお、持ち込み機器のサイズやリモート利用時に利用できる機能・検証内容には制約があり、詳細情報は利用前の事前相談時に案内されます。
本記事は株式会社三菱総合研究所の発表をもとに作成されています。
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