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マックスが技術研究センター新設へ、投資額70億円で2028年度竣工を予定

マックス株式会社は、独自技術の研究およびオープンイノベーションの中核拠点となる「技術研究センター(仮称)」の新設を決定した。現中期経営計画における成長投資戦略の事業拡大投資に位置づけられ、投資額は70億円、竣工予定は2028年度としている。

本施設は、組織の垣根を越えた社内での共創や外部との協働を通じ、多様な人々が交わり新たな発見と価値を生み出し続ける拠点を目指して整備される。

施設新設の背景と課題

グローバル競争の激化や技術革新の加速、DXの進展など事業環境が変化するなか、同社はこれまで充電式鉄筋結束機「TWINTIER(ツインタイア)」などの製品を生み出してきた。一方で、構想から市場投入までに長い期間を要しているほか、現状の技術研究体制には機械や消耗品の試作・検証機能が各拠点や部署に分散している点や、技術者が専門知識や技術資源を横断的に活用できる場の不足、実験を行う時間や場所の制約が大きいといった課題が存在していた。

新施設はこれら分散している機能を集約し、独自性の高い技術研究を加速させてスピーディかつ確実に社会実装へつなげるフラッグシップ拠点を目指すとしている。

主な技術研究の方向性

持続的な成長を実現するため、10年先を見据えて貢献度の高いテーマを抽出し、当面は以下の例を含む10テーマに取り組む。

  • 機械との最適なマッチングを追求した新消耗品の研究(機械と独自消耗品を同時に試作・検証できる環境を整備)
  • 鉄筋結束機事業の次世代技術の研究(作業者の負担軽減と施工現場の生産性向上)
  • 自律移動結束ロボットの研究(2025年1月の米国展示会に参考出品した鉄筋結束ロボットの研究開発推進)
  • 製品開発プロセスの変革(通信技術、データ分析、MBD(モデルベース開発)、高精度シミュレーション、生成AIなどのDX推進によるプロセス変革)
  • 生産自動化研究(労働力不足への対応と生産コスト低減に向けた生産ラインの高度自動化・完全自動化)

施設のコンセプトと期待する効果

本施設は「製品・サービスも人も成長し、社会課題を解決しながらイノベーションの循環を創る」ことをコンセプトに掲げ、「人の成長の循環」「組織の成長の循環」「社会の発展の循環」という3つの循環を軸に運営される。

期待する主な効果としては、独自性の高い技術の創発による収益基盤のさらなる強化や、組織の垣根を越えた協働による人材育成を挙げている。また、研究開発環境の整備によって市場投入までのサイクルを早め、新規純増製品の1回/年の上市や、2033年3月期の新規純増製品売上高100億円を目指す方針だ。

新施設の概要

具体的な名称や稼働時期は、今後の進捗に合わせて発表される予定となっている。

  • 名称:(仮称)マックス技術研究センター
  • 建設地:群馬県佐波郡玉村町川井1848 玉村工場敷地内
  • 投資額:70億円
  • 構造・規模:鉄骨造 地上2階建
  • 延床面積:5,312.51㎡
  • 竣工予定:2028年度

本記事はマックス株式会社の発表をもとに作成されています。

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