第2回 AI-1グランプリ、つばさ税理士法人が最優秀賞を受賞
大阪府吹田市に本社を置く株式会社エフアンドエムが運営する会計事務所向けAI活用支援コミュニティ「AI研究会」は、会員事務所のAI活用事例を競う「第2回 AI-1グランプリ」を開催した。会員1,235事務所を対象に行われた本大会には計84件の応募があり、審査を経て新潟県燕市のつばさ税理士法人が最優秀賞に選ばれた。

3部門でAI活用事例を募集し84件を審査
「AI-1グランプリ」は、AI研究会の会員事務所が実際の業務で活用しているAIの事例を競い合うコンテストである。
第2回となる今回は「プロンプト部門」「WEBアプリケーション部門」「AIエージェント部門」の3部門で募集が行われ、合計84件が集まった。審査は、AI研究会の総合ディレクターを務めるセブンセンス税理士法人の大野 修平 氏が担当。「アイデア点」「実用点」「生産性向上点」「加点項目」の4項目(各10点、合計40点満点)で採点が行われ、最優秀賞1事務所、優秀賞4事務所、審査員特別賞6事務所の計11事務所が選出された。
最優秀賞はつばさ税理士法人のダッシュボード
最優秀賞を受賞したのは、「WEB アプリケーション部門」に応募したつばさ税理士法人の「つばさリモート工数ダッシュボード(工数・依頼・要フォローを1画面で判断)」である。会計事務所のマネージャーが、リモートワーカーの工数や依頼、要フォローの状況を1画面で把握・判断できるシステムとなっている。



審査員の大野 修平 氏は、リモートワーカーの管理という課題に対し自社製アプリでアプローチしている点や、視線が左から右へと一方向に流れる4ペイン設計によりマネージャーの実務動線を捉えている点、データを生成AIに作文させず構造化データとして保持している堅実さなどを評価した。

優秀賞4事務所および審査員特別賞6事務所の一覧
優秀賞および審査員特別賞に選ばれた事務所と作品は以下の通りである。

優秀賞
- 税理士法人メディレクション:採用の失敗を減らす ― 設問から面接シートまで自作したWEB適性検査システム
- ブレダ税理士事務所:証憑にマーカーを引くAI ― 残高エビデンス綴 自動作成エージェント
- 税理士法人 大石会計事務所:宅配弁当 受注・配送・請求 一気通貫システム 〜 電話注文から会計仕訳まで、単一HTML2本で
- ウィズアップ税理士法人:リスクマネジメント提案プロンプト
審査員特別賞
- 職場エンゲージメント賞:税理士法人矢崎会計事務所「KAKEHASHI ── 事務所の壁に常駐する巡回型AIエージェント」
- ベストナレッジパッケージ賞:税理士法人TAS「「評価で終わらせない非上場株式評価エージェント ~事業承継14スキーム比較から提案書作成まで~」」
- ベストクライアントコミュニケーション賞:つばさ税理士法人「法改正チラシメーカー|正確な情報を、顧客に伝わる形へ」
- おもてなしDX賞:野田税理士事務所「タッチひとつでつながる受付-Claude会話だけで作った来客受付システム」
- AI品質マネジメント賞:税理士法人Accompany「税務回答自動化フロー」
- AIワークフローデザイン賞:税理士法人メディレクション「領収書を入れて帰るだけ。朝には仕訳ができている——現金記帳Cowork」
大阪と東京のフォーラム内で表彰式を実施
本大会の表彰式は、2026年10月6日の大阪会場、10月23日の東京会場で開催された株式会社エフアンドエム主催の会計事務所向けイベント「フォーラム2026 AIエージェント革命 ―その一歩が3年後の未来を創る」のプログラム内において執り行われた。
なお、AI研究会では全応募作品を会員事務所に向けて公開しており、各事務所の実践事例を共有することで業務改善やさらなるAI活用の促進を図っている。
株式会社エフアンドエムの概要
- 会社名:株式会社エフアンドエム(英文名:F&M CO., LTD.)
- 代表者:代表取締役社長 森中 一郎
- 設立:1990年(平成2年)
- 資本金:9億8,965万円(2026年6月末現在)
- 証券コード:4771 (東証スタンダード)
- 事業所:大阪本社・東京本社・名古屋支社・福岡支社・仙台支社・札幌支社・沖縄支社
- コーポレートサイト:https://www.fmltd.co.jp/
本記事は株式会社エフアンドエムの発表をもとに作成。
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