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アドバンテック、米国に北米新本社を開設 エッジAI事業基盤を強化

Advantech Co., Ltdは2026年10月27日、米国カリフォルニア州タスティンに北米新本社を開設したと発表した。北米市場におけるエッジAI事業のさらなる拡大に向けた拠点で、長期的な投資の一環となる。あわせてパートナー企業とともに最新技術を議論する「Advantech Technology Summit(ATS)」も開催した。

新本社にエンジニアリングや展示などの機能を集約

南カリフォルニアのタスティンに開設した新本社は、約10エーカーの敷地内に、営業・マーケティング機能に加え、エンジニアリング、システムインテグレーション、顧客サポート、ソリューション展示機能を集約している。北米市場における顧客対応力と技術支援体制の強化を図る。

施設内に新設した「システムインテグレーション&サービスセンター」では、カスタマイズシステムの構築、ハードウェア・ソフトウェア統合、製品検証、出荷支援までを一貫して提供する。また併設の「テクノロジーショールーム」では、エコシステムパートナーと共同開発した最新ソリューションを展示し、PoC(概念実証)から実運用への移行を支援する。

台湾・台北市に本社を置きTWSE:2395に上場する同社のChairmanであるK.C. Liuは、「Edge Computing & AI-Powered WISE Solutions」をブランド戦略の中核に据え、新本社の開設を通じて北米市場への長期的なコミットメントを示し、エッジAIの社会実装を加速していくと述べている。

新本社の開設にあわせて開催された「ATS」には、世界を代表するテクノロジー企業や北米の主要顧客企業が参加した。AMD、Intel、NVIDIA、Qualcommをはじめとする主要グローバルテクノロジーパートナーとともに、エッジAIおよびエッジコンピューティングの最新技術や今後の産業応用についての議論が行われた。

会場では、次世代コンピューティングプラットフォーム、ハードウェア・ソフトウェア統合技術、産業分野へのAI活用をテーマとした講演や展示が実施された。医療、ロボティクス、産業オートメーションなどの分野において、エッジAIの導入を加速するための最新技術や事例が紹介された。

北米で6,000社超の顧客支援と投資を継続

アドバンテック北米地区ゼネラルマネージャーのWeen Niuによると、同社は北米で6,000社を超えるアクティブ顧客を持ち、医療機器、半導体製造装置、ロボティクスなどの市場を支援している。新本社の開設により地域密着型の研究開発や製造、システムインテグレーション機能を強化し、顧客やパートナーとの共創を推進する方針を示している。

アドバンテックは今後も北米におけるエンジニアリングやシステムインテグレーション体制への投資を継続し、グローバルパートナーとの連携を進める。産学連携や地域コミュニティとの交流を深めながら、企業ビジョンである「Enabling an Intelligent Planet」の実現を目指すとしている。

本記事はAdvantech Co., Ltdの発表をもとに作成しています。

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