Link-Uグループが社員総会を開催 中期経営計画やAI戦略を共有
東京都千代田区に本社を置くLink-Uグループ株式会社は、グループ7社の社員185名が集まるLink-Uグループ社員総会2026「LINKING DAY グローバル×AIで、IPのど真ん中へ」を開催しました。
「中期経営計画2030」の発表やCrunchyrollとの資本業務提携など、同社グループが転換期を迎える中、グループが目指す方向性や挑戦する仲間への理解を深める機会となりました。
イベントの冒頭では、代表取締役社長 グループCEOの松原 裕樹が登壇し、「グローバル×AIで、IPのど真ん中へ」というテーマに込めた想いと今後の方向性を語りました。

松原は、Crunchyrollとの資本業務提携について「絶対にグローバルで成功する」という覚悟の表れであると説明しました。世界一のマンガ市場である日本で蓄積してきたデータを活用し、出版社とともにグローバルでマンガIPの価値最大化を目指すことがグループの戦略であると述べています。
AIについては「ここはAIに置き換えられるか」ではなく「AIに任せるなら、どう設計するか」をゼロから考え、人が担うべき役割を明確にする発想への転換を求めました。その上で、IPのど真ん中へ向かう方針として「提案する」「リターンだけでなくリスクも自ら引き受ける」「中長期的にIPを展開する」という3点を提示しました。
2030年に向けた「中期経営計画2030」の共有
続いて、取締役副社長 グループCOOの平文 英徳が、2026年9月14日に発表した「中期経営計画2030」について説明を行いました。
日本政府が2033年までにコンテンツ産業の海外売上20兆円を目標に掲げるなど海外市場の成長が進む中、同社グループは「IP価値最大化」を基本方針に据えています。主要戦略として「IP展開エリアの拡大」と「IP領域(幅)の拡大」を位置づけ、2030年に売上高80億円、営業利益16億円、営業利益率20%以上を目指す方針が共有されました。
AIの最新動向とグループでの活用可能性
グループCAIOの山田 剛史は、AIをめぐる最新動向について解説しました。

人の仕事をAIに置き換える動きに加え、今後はAI自体のコストを下げることも求められるようになると説明したほか、自身の能力を超えるAIが行った仕事の確認方法や向き合い方について言及しました。さらに、Link-Uが培ってきたデジタル配信技術やデータを基盤にしたAI活用の可能性について、実際の検証事例を交えて説明しました。
社員表彰「Link-U Annual Awards 2026」の実施

総会内では、「挑戦者の成果を皆で称え、未来の挑戦者の行動起点に火をつける」をコンセプトにした社員表彰「Link-U Annual Awards 2026」が実施されました。グループの成長への貢献や変化を捉えた主体的な挑戦を称え、以下の4部門で表彰が行われました。
- Group CEO AWARD:今年のLink-Uを象徴する、特別な貢献を果たした社員
- MVPJ AWARD:事業・組織に大きなインパクトを生み出したプロジェクト
- Ride the Shift AWARD:AIやグローバルなどの変化の波に乗り、周囲を巻き込んで前進した社員
- Rookie AWARD:主体的に行動し、成長を遂げた若手社員
Link-Uグループの概要

Link-Uグループ株式会社は、独自のテクノロジー、コンテンツ、プラットフォームを組み合わせ、国内外向けのプロダクト開発やマンガ・Webtoonコンテンツ制作、マーケティングなどを展開しています。10年以上にわたるマンガサービスの開発・運営実績と、主要出版社とのパートナーシップを強みとしています。
- 法人名:Link-Uグループ株式会社
- 本社所在地:東京都千代田区外神田2-2-3 住友不動産御茶ノ水ビル
- 代表者:代表取締役社長グループCEO 松原 裕樹
- URL:https://link-u.group/
主なグループ会社と事業内容は以下の通りです。
- 株式会社Link-U Technologies:国内・海外向けデジタルマンガプラットフォームの開発・運営、データを活用したIP展開支援など
- 株式会社ビューン:雑誌・マンガ・旅行ガイドなどの読み放題サービスを運営、個人向けの「ブック放題」や法人向けの「ビューン読み放題スポット」などを提供
- 株式会社Link-U Products:自社プロダクト「ゆれしる」「イイジー」「クマモリ」の運営、社会課題や暮らしのニーズに応えるサービスの企画・開発など
- 株式会社Romanz:VTuberやストリーマーを活用したプロモーションの企画・運営・コンサルティング、歌い手グループのプロデュースなど
- 株式会社コンパス:マンガの制作プロデュース・海外配信など(オリジナルの代表作は『金髪の姫将軍は元敵国の好敵手に嫁ぐ』)
- Comikey Media Inc.:海外向けコミック配信サービス「Comikey」の運営、日本マンガのローカライズ・海外流通など
- 株式会社Studio Moon6:オリジナルWebtoonの制作プロデュース、『俺だけレベルアップな件』をはじめとする海外発Webtoonの流通など
本記事はLink-Uグループ株式会社の発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



