ポプラ社、2026年9月にインド現地法人設立へ 児童書40タイトル刊行予定
株式会社ポプラ社(東京・品川、代表取締役社長:加藤裕樹)は、2026年9月にインド共和国へ現地法人「Poplar Publishing House India Private Limited」を設立する。
新法人では同社のベストセラーである『かいけつゾロリ』や『ねずみくんのチョッキ』をはじめとする日本の絵本・児童書を英語版およびヒンディー語版として製造・出版し、初年度に40タイトルの刊行を予定している。世界最大の人口と高い若年人口比率を持ち、教育や読書への関心が高まるインド市場に向けて、質の高い読書体験の提供を進める。
インドは多様な言語と文化が共存する市場であり、同社は長年培ってきた絵本・児童書づくりの知見を活かして事業を展開する。まずは英語版およびヒンディー語版の刊行から開始し、初年度に40タイトルの出版を予定している。今後は他の地域言語への展開も進め、より多くの子どもたちに物語を届ける方針だ。

海外展開を加速、世界各国への発信拠点へ
ポプラ社は2004年に中国で現地法人「北京蒲蒲蘭文化発展有限公司」を設立しており、今回のインド法人設立はそれに続く海外拠点となる。
将来的にはインドをアジアおよび英語圏への発信拠点と位置づけ、北米をはじめとする世界各国への展開を目指す。また、自社作品にとどまらず日本の優れた児童書の版権展開も支援し、日本発の良質なコンテンツを世界に届けるプラットフォームとしての構築を進めるとしている。
代表取締役社長の加藤裕樹氏は、現地法人設立について「版権ビジネスの拡大にとどまらず、日本とインドを絵本でつなぎ、子どもたちの未来につながる価値を創造していくための挑戦です」とコメントしている。
各社概要
新設されるインド法人の概要は以下の通り。
- 会社名:Poplar Publishing House India Private Limited
- 株主構成と各社の出資比率:株式会社ポプラ社99.9%、株式会社ポプラエデュケーション0.1%
- Managing Director:大野高章
- Director:大村崇、鈴木智之
- 資本金:5000万インドルピー
- 会社所在地:インド・グルガオン
- 事業内容:出版およびコンテンツ事業
株式会社ポプラ社は1947年設立の児童図書を中心とした出版社。「かいけつゾロリ」シリーズ、「ズッコケ三人組」 シリーズ、「ねずみくんの絵本」シリーズなどを手がける。2004年に中国法人を設立し、05年には北京に中国初の絵本専門書店である蒲蒲蘭(ププラン)絵本館をオープンさせた。「くまくんのあかちゃんえほん」シリーズが累計4500万部を突破するなど実績を重ね、2024年にはボローニャ国際児童図書展で日本の出版社として2社目となるアジア部門の「最優秀児童書出版社賞」を受賞している。
本記事は株式会社ポプラ社の発表をもとに作成しています。
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