福井市が林業就業体験ちびっと就林の第2回を開催 3名が参加
福井市は、林業の担い手確保に向けた林業就業体験プログラム「師匠に入門!ちびっと就林」の第2回を、令和8年10月8日(木)から10月10日(土)までの2泊3日で開催しました。県外在住者1名と市内在住者2名の計3名が参加し、福井の山を舞台に本格的な林業の作業を体験しました。林業現場の「師匠」やその社員から指導を受けながら、現場の実務に触れる機会となりました。
安全講習から重機操作まで現場の作業を一連で体験




今回のプログラムでは、見学にとどまらず、実際に体を動かして林業の仕事を体験するカリキュラムが組まれました。参加者は安全講習会でチェンソー操作の基本を学んだ後、玉切りや伐倒に挑戦しました。さらに、高性能林業機械を用いたワイヤー集材や機械の操作体験も行われました。木を伐る工程だけでなく、伐採した木を集めて搬出するまでの流れを経験し、林業に必要な技術や専門知識を学びました。
山の現場での挑戦と伐倒による達成感

実際の山中での作業では、足場の悪い山道を歩く負担や間近で稼働する機械の重厚な音、木が倒れる際の地響きなど、参加者は初めて接する現場の迫力に向き合いました。現場では師匠に対して機械の操作や作業のコツ、林業の仕事に関する疑問を質問する様子も見られました。特に初めての伐倒では、狙った方向へ安全に木を倒すための手順や技術に苦戦する場面もありましたが、指導を受けながら木を倒し、達成感を得る機会となりました。
厳しい気象条件や危険性といった仕事の現実も伝達
プログラムでは仕事のやりがいだけでなく、現場の厳しさについても説明がなされました。師匠からは、暑さや寒さといった気象条件、作業中に遭遇する毒虫、常に危険と隣り合わせである環境など、林業の大変さが伝えられました。安全を確保するための知識や判断力、体力、技術に加え、自然を相手にする職業特有の課題についても共有され、参加者が仕事への理解を深める場となりました。


担い手確保を目指し来年度も開催を予定
参加者からは、林業に興味がある人が一歩踏み出せる取り組みであるという意見や、未経験でもチェンソーや重機の操作などを学べて有意義だったという感想が寄せられました。福井市では林業の担い手確保の一環として昨年度より本事業に取り組んでおり、市内の林業事業体のベテラン社員を師匠としてプロの仕事を学ぶ体制を整えています。「ちびっと就林」は来年度も開催が予定されています。
【事業および問い合わせ情報】
- 福井市「ちびっと就林」事業紹介ページ:https://www.city.fukui.lg.jp/kankou/event/event/p071553.html
- 福井市「林業への新規就業」を目指す皆様を支援しています:https://www.city.fukui.lg.jp/sigoto/nourin/ringyou/p017607.html
- お問い合わせ先:福井市 農林水産部 林業水産課(電話:0776-20-5430、メール:rinsui@city.fukui.lg.jp)
本記事は福井市の発表をもとに作成しました。
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