通潤香堂、山都町の未利用材を生かしたフレグランスを2026年10月29日発売へ
熊本県上益城郡山都町の築170年を超える農家工房を拠点とするフレグランスブランド「通潤香堂(つうじゅんこうどう)」は、2026年10月29日(木)より、里山の未利用材を生かしたフレグランス製品の販売を開始します。同ブランドは、東京出身でIT企業に勤める代表の片山淳子と、山都町出身で元農業高校教員の片山昭次が立ち上げました。竹や間伐材、矢部茶、天然石など地域の未利用素材を高付加価値化し、売上の一部を里山保全活動や熊本地震の復興支援に充てるとしています。

里山の知恵と都市の視点を融合したプロダクト展開

通潤香堂は、義父である片山昭次の山仕事や農業の知恵と、都市生活者である片山淳子の視点を組み合わせ、山都町の自然素材を用いたユニセックスな製品を提案しています。対象としては、本物志向の暮らしを求める30代以上の都市生活者を想定しています。

ブランドロゴには、江戸時代に水不足を解消するために建造された山都町の国宝「通潤橋」を採用しました。「都市と里山をつなぐ」「里山と水を次世代につなぐ」という思いが込められています。
朝と深夜の山を香りで表現した天然精油オイル


ブランドを代表する製品として、100%天然精油のフレグランスオイル「Mountain」シリーズを展開します。山都町で育った杉を、名水百選「池山水源」の湧水で蒸留した杉精油を基調とし、柚子やひのきなどをブレンドしています。
ラインナップは、明け方の山の情景をイメージした「Mountain 5:00」と、深夜の山を表現した「Mountain 23:45」の2種類で、内容量は10ml、価格は8,100円(税込)です。

竹や天然石など地域の未利用素材を生かした雑貨
オイルのほかにも、山都町の素材を活用した多様なアイテムが販売されます。

- 竹筒ディフューザー(フレグランスオイルセット):10,800円(税込)
- ストーンディフューザー「矢部山都石」:5,800円(税込)
- 星降る里の花炭:4,400円(税込)
- 矢部茶とひのきと野花のポプリ:5,400円(税込)
- 矢部茶とひのきと野花のサシェ:2,200円(税込)
- 猪・鹿のウッドディフューザー:5,800円(税込)


ストーンディフューザーには、熊本で歴史的な石橋や古墳の石棺に用いられてきた天然石「矢部山都石」の割れ肌をそのまま生かしています。「星降る里の花炭」は約100年前の囲炉裏で松ぼっくり等の未利用材と星型の木材を焼き上げた消臭インテリアです。また、深刻化する農作物の鳥獣被害に着目した「猪・鹿のウッドディフューザー」には、間伐材の杉とひのきが使われています。

小規模山林の収益化と水源保全を目指す背景
事業立ち上げの背景には、国内の森林所有者の約9割が10ha未満の小規模所有者であり、木材価格の低迷によって丸太の販売だけでは赤字となる小規模山林の課題があります。手入れが行き届かない山林が増加し、水資源を育む里山の水源涵養機能が荒廃することへの危機感からプロジェクトが発足しました。
これまで十分に活用されてこなかった杉やひのきの枝葉、竹などを製品化し、山の手入れから小さな経済が生まれる仕組みの構築を目指すとしています。
事業概要
通潤香堂の概要は以下の通りです。
- ブランド名:通潤香堂(つうじゅんこうどう)
- 代表者:片山 淳子
- 所在地:熊本県上益城郡山都町
- 設立:2026年2月
- 事業内容:フレグランス製品・インテリア雑貨の製造・販売
- 公式HP:https://tsujunkodo.base.shop/
- Instagram:https://www.instagram.com/tsujunkodo/
- お問い合わせ先:https://forms.gle/RWSUos4r6RfpzaV87
本記事は通潤香堂の発表をもとに作成しました。
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