アスメック、Solectrix製proFRAME新モデルの取り扱いを開始
アスメック株式会社は10月27日、ドイツ・バイエルン州に本社を置くSolectrix社のモジュラー型ビデオグラバー/プレイバックシステム「proFRAME」の新たなラインアップとして、『SX proFRAME 3.1 Base Board PXIe』の取り扱いを開始した。
車載カメラやディスプレイ、ECU(電子制御ユニット)の評価・検証現場において多様化する映像インターフェースの課題に対応する。測定や自動化の分野で普及しているPXI Express規格を採用し、既存のテスト環境への統合を可能にしている。

PXI Express規格への対応で既存システムに統合
proFRAMEは、車載カメラの自動テストを中心に世界各国のテストシステムで使用されてきたモジュラー型のビデオグラバー/プレイバックシステムである。これまでPCIeやCompactPCI Serial向けのベースボードが提供されてきたが、新たにPXI Express規格に対応したモデルが加わった。
SX proFRAME 3.1 Base Board PXIeは、PXI Express Gen 3 x8バスを採用した堅牢な3Uモジュールである。NI社のLabVIEWプラットフォームへの統合にも対応しており、PXIeベースの測定・自動化システムを運用している環境に組み込む形でproFRAMEの映像入出力機能を追加できる。
交換式アダプタにより多様な映像規格へ柔軟に対応
各モジュールにはproFRAMEインターフェースアダプタ用のスロットが2つ備わっており、1モジュールで最大8系統の映像ストリームを扱える。複数カメラを同時に検証するサラウンドビューやADAS関連の評価においても、省スペースなシステム構成が可能だとしている。
接続する機器に合わせてインターフェースアダプタを差し替えることで、多様な伝送規格に対応する。対応規格は以下の通り。
- GMSL
- FPD-Link
- ASA Motion Link
- A-PHY
- HDMI
- GVIF3
- CSI-2
現在15種類以上のアダプタが用意されており、新しいアダプタも随時ラインアップに加わっている。ベースボードを変えずにアダプタの交換や追加で対応できるため、車載映像規格の進化に合わせてシステム全体を長く使い続けることができる。
車載から産業・医療まで幅広い用途に対応

同製品は自動車向けのカメラやディスプレイ、ECUのほか、産業用・医療用のカメラやディスプレイまで幅広い機器との接続に対応する。主な用途は以下の通り。
- 車載カメラ・ディスプレイ・ECUの自動テスト(HILシステム、量産検査ラインなど)
- 航空宇宙、自動車、鉄道分野における産業用試験・評価
- 生産設備や機械の監視(マシンビジョン、外観・動作の監視)
- 医療用カメラ・ディスプレイを含む映像機器の評価

自動運転や先進運転支援システム(ADAS)の高度化に伴い、車載カメラの搭載数や映像データの高速化は今後も続くと見込まれている。同製品は、アダプタの追加によって新たな規格へ対応を広げられるプラットフォームとして試験・評価の現場を支えるとしている。
開発元および国内展開企業の概要
開発元であるSolectrix社は、2005年にドイツ・ニュルンベルクで設立された組込みエレクトロニクス分野の独立系フルサービスプロバイダーである。電子部品やソフトウェアの開発から製造、認証、ライフサイクル管理までを手がけ、自動車やカメラ電子機器、医療などの分野で実績を持つ。FPGA設計やデジタル画像処理を強みとし、proFRAMEをはじめとする自社開発のオフ・ザ・シェルフ製品も提供している。
国内で取り扱いを開始したアスメック株式会社の概要は以下の通り。
- 所在地:〒225-0015 横浜市青葉区荏田北3-1-2向山ビル3F
- 事業内容:カメラモジュール、AIoT、ECU、車載製品の輸入販売サポート付き
- 公式サイト:https://www.asmec.co.jp/
本記事はアスメック株式会社の発表をもとに作成。
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