シービーアールイー株式会社、物流施設動向発表 首都圏空室率は7.7%
東京都千代田区に本社を置くシービーアールイー株式会社(代表取締役社長 兼 COO 辻󠄀貴史)は、「ジャパンロジスティクスマーケットビュー 2026年第3四半期」を発表した。同四半期の大型マルチテナント型物流施設(LMT)市場において、首都圏の空室率は7.7%と対前期比で低下した。一方で近畿圏や福岡圏では空室率が小幅に上昇するなど、地域ごとの動向が示されている。
首都圏:空室率は7.7%に低下、神奈川県で過去最大の新規需要
首都圏大型マルチテナント型物流施設(LMT)の空室率は7.7%となり、対前期比0.1ポイント低下した。新規供給7棟の竣工時稼働率は5割を超え、新規需要は過去3番目の高水準となった。
地域別では神奈川県で過去最大の新規需要を記録した。実質賃料は全体では4,660円/坪で、対前期比1.3%上昇した。幅広いエリアで賃料の上昇がみられている。
近畿圏:空室率は2.7%に上昇、実質賃料は1.1%上昇
近畿圏LMTの空室率は2.7%となり、対前期比0.3ポイント上昇した。新規供給2棟の竣工時稼働率は5割で、既存の複数物件で空室が消化された。
実質賃料は4,440円/坪となり、対前期比1.1%上昇した。中心部で賃料上昇が継続していることに加えて、郊外立地での賃料の底上げもみられた。
中部圏:空室消化が進み空室率は14.9%に低下
中部圏LMTの空室率は14.9%となり、対前期比1.0ポイント低下した。
新規供給はなく、既存物件では前期竣工の1棟が満床となるなど空室消化が進んだ。実質賃料は3,740円/坪で、対前期比で横ばいとなった。
福岡圏:空室率は11.9%に上昇、大量供給により上昇傾向の見通し
福岡圏LMTの空室率は11.9%となり、対前期比0.5ポイント上昇した。新規供給2棟のうち1棟が満床で竣工した。
同圏域では今後の大量供給により、空室率は当面上昇傾向で推移する見通しとしている。実質賃料は3,570円/坪で、対前期比横ばいとなった。
本記事はシービーアールイー株式会社の発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



