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AICX協会、製造業AI活用の実践ガイドを会員向けに公開

一般社団法人AICX協会は、産業ものづくりAI共創委員会の活動成果として、ホワイトペーパー『製造業AI活用の実践ガイド』を会員向けに公開しました。全文PDFは、協会の会員向けメディア「AI Agent Now」(OneStream)からダウンロード可能です。本書は、AIの導入や成果創出に課題を抱える製造業の経営層やDX・AI推進担当者に向け、取り組むべき業務、AIと人の役割、実装に必要な条件を整理した内容となっています。

顧客体験を起点とした3つのフレームワークを整理

産業ものづくりAI共創委員会(委員長:大日本印刷株式会社 ABセンター AI事業開発ユニット DX推進部 部長/主席技術員 和田 剛)では、製造業とAI技術企業が現場の課題や導入の障壁、実装条件を企業横断で議論してきました。その成果として、事業特性に応じた使いどころやAIと人の役割分担を「価値提供モデルの4象限」「5段階AI成熟度モデル」「製造プロセス7ステップ」として体系化しています。

事業特性の4象限では、「カスタム受注型」「組立・量産型」「素材・配合カスタム型」「プロセス装置型」に分類し、特性に応じたAIの活用領域を整理しました。また、AI活用レベルを「作業代替」「知識拡張」「判断支援」「協調実行」「自律最適化」の5段階に分け、Lv.1〜Lv.3を中心に次の段階へ進むための条件を示しています。さらに、研究開発から保守・CSに至る7ステップを横断し、社内の効率化だけでなく顧客の不安解消や経営成果へつなげる視点が提示されています。

全6章で実装や将来展望を解説

本書は全6章で構成されており、製造業におけるAIの問い直しから2030年の製造業CXの展望までを網羅しています。各章にはSelf-Checkと「次の一手」が掲載されているほか、付録として用語集やプロセス別の実務マトリクス、現在地セルフチェックシートなどが収録されています。

本書の主な対象は、製造業の経営層、経営企画、DX・AI推進、IT部門、工場長、品質保証・設計部門のリーダーとされています。発行年月および版は2026年10月・バージョン1.0です。

委員会参加企業の募集とAICX協会の概要

同委員会では、実務で使える知見の蓄積を目的に、製造業のDX・AI推進や現場改革に取り組む企業、ならびにAI技術企業の参加を募集しています。委員会には現在、DNP、Salesforce、WingArc1st、Lightblue、こころみ、新明工業などのメンバーが参画しています。

本書を発行した一般社団法人AICX協会の概要は以下の通りです。

  • 名称:一般社団法人AICX協会
  • 設立:2025年1月
  • 代表理事:小栗 伸/小澤 健祐
  • 住所:〒160-0023 東京都新宿区西新宿三丁目3番13号 西新宿水間ビル6階
  • URL:https://aicx.jp

本記事は一般社団法人AICX協会の発表をもとに作成。

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