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東洋建設、カンボジアのシハヌークビル港拡張工事を受注 契約総額は約262億円

東洋建設株式会社は、カンボジア王国シハヌークビル港湾公社(Port Authority of Sihanoukville:PAS)より、シハヌークビル港 新コンテナターミナル拡張計画(NCT2)「パッケージ1(土木工事)」を受注しました。本工事は日本政府が独立行政法人国際協力機構(JICA)を通じて供与する円借款により実施されます。契約総額は約262億円、工事期間は36ヶ月で、同社にとってカンボジア王国における最大規模の工事となります。

シハヌークビル港は、カンボジア王国における唯一の大水深港として、同国の経済成長を支える重要基幹インフラです。同港では2000年代前半から日本政府およびJICAの支援によるコンテナターミナル開発が進められており、2015年に東洋建設株式会社が参画し、2018年に完成した「シハヌークビル港 多目的ターミナル整備事業」もその一部にあたります。

近年、カンボジア王国の堅調な経済成長を背景に貨物取扱量が急増し、既存ターミナルの容量が限界に近付いていることから、貨物取扱能力の増強が喫緊の課題となっています。現在、日本政府やJICAの支援のもとで3つの新コンテナターミナル拡張事業が進行しており、今回の受注はそのうち第2ターミナルの建設工事となります。

工事内容と貨物取扱能力の増強見込み

本工事では、長さ400メートルの岸壁と約20万平方メートルのコンテナターミナルの整備などに加え、12棟の建屋の建築工事を実施します。

さらに、コンテナターミナル運営の中枢的役割を担い、荷役業務・コンテナ蔵置・ゲートチェック・各種輸送サービス等を一体的に管理するターミナルオペレーションシステム(TOS) を導入します。これにより、貨物取扱能力が約450,000TEU増加する見込みで、物流機能の強化や同国の貿易、経済発展への貢献が期待されています。

※TEUはTwenty-foot Equivalent Unitの略で、貨物の量を表す単位。1TEUは20フィートコンテナ1個分を示します。

東洋建設株式会社(代表取締役社長執行役員 中村 龍由)は、1997年(平成9)年にカンボジア王国の首都、プノンペンに出張所を開設して以降、さまざまなインフラ整備プロジェクトに参画してきました。同社は今回の工事において、これまでの実績と経験を発揮し、同国のさらなる経済発展に寄与するとともに、日本政府が推進する自由で開かれたインド太平洋の実現に貢献していくとしています。

本記事は東洋建設株式会社の発表をもとに作成されています。

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