安芸高田市とアイリスオーヤマ、バイウィルがJ-クレジット活用で連携協定締結
株式会社バイウィル、広島県安芸高田市、アイリスオーヤマ株式会社の3者は、2026年9月4日(金)に「ゼロカーボンシティ」実現に向けた環境価値(J-クレジット)の活用に関する連携協定を締結した。同日には安芸高田市役所にて締結式が執り行われた。3者は本協定をもとに、J-クレジットをはじめとする環境価値の創出や流通、新たなビジネスモデルの創出に取り組む。
協定の目的と協力事項
本協定は、地域におけるカーボンニュートラルおよびサーキュラーエコノミーの実現に寄与することを目的としている。3者は以下の事項について協力を行う。
- 環境価値に関する情報・サービス・ノウハウ等の提供
- 安芸高田市が設置するLED照明設備に係る環境価値のJ-クレジット化及び販売支援
- 今後、安芸高田市が設置予定のLED照明設備における省エネ効果及びJ-クレジット創出ポテンシャルの調査
- その他、本協定の目的に資すると当事者が認める事項
J-クレジット制度は、省エネルギー・再生可能エネルギー設備の導入等による温室効果ガス排出削減量や、適切な森林管理等による温室効果ガスの吸収量を、日本政府が「J-クレジット」として認証する仕組みである。発行されたクレジットは他企業との間で取引が可能で、購入者は温室効果ガス削減目標の達成等に活用できる。
連携協定締結の背景
安芸高田市は2026年1月に「安芸高田市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」を策定し、温室効果ガス削減に向けて再生可能エネルギー電気の利用拡大などに努めている。
一方、アイリスオーヤマとバイウィルは2026年3月に業務提携を締結し、地域の脱炭素をともに目指してきた経緯がある。今回、アイリスオーヤマから安芸高田市へバイウィルが紹介されたことをきっかけに、安芸高田市における新たな取り組みとなるJ-クレジットの創出・活用を進めるため、今回の連携協定締結に至った。
今後の展望と支援内容
今後は安芸高田市の温室効果ガス削減を目指し、3者が連携してJ-クレジットの創出および流通を進める。J-クレジットの創出方法(方法論)については、まずLED設備の導入から着手することを検討しており、その後にその他の方法論による創出にも広げていく想定だとしている。
バイウィルは、安芸高田市におけるJ-クレジット創出プロジェクトの登録・申請からモニタリング、創出したクレジットの販売までを支援する。販売面ではアイリスオーヤマとも協力し、「地産地消」を通じて安芸高田市をはじめとする地域の脱炭素化を促進する方針である。
協定締結団体の概要
安芸高田市
- 代表者:市長 藤本 悦志
- 所在地:広島県安芸高田市吉田町吉田791番地
- 公式サイト:https://www.akitakata.jp/ja/
アイリスオーヤマ株式会社
- 代表者:代表取締役社長 大山 晃弘
- 所在地:宮城県仙台市青葉区五橋2-12-1
- 事業内容:生活用品の企画、製造、販売
- 公式サイト:https://www.irisohyama.co.jp/
株式会社バイウィル
- 代表者:代表取締役社長 下村 雄一郎
- 所在地:東京都中央区銀座7-3-5ヒューリック銀座7丁目ビル4階
- 事業内容:環境価値創出支援事業(カーボンクレジット等の創出)/環境価値売買事業(カーボンクレジット等の調達・仲介)/GXコンサルティング事業/ブランドコンサルティング事業
- コーポレートサイト:https://www.bywill.co.jp/
本記事は株式会社バイウィルの発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



