株式会社アート不動産が松山市の本社でBCP教育訓練を実施 回答率は約90%
愛媛県松山市を中心に総合不動産業を展開する株式会社アート不動産は、2026年10月に愛媛県松山市朝生田町の本社ビルにて「BCP(事業継続計画)教育訓練」を実施した。BCP策定・運用開始から2年目を迎えた取り組みの一環で、災害発生時における全従業員の安全確保と適切な初動対応の定着を目的としている。外部の防災専門業者によるサポートのもと、避難誘導や初期消火訓練、安否確認システムを用いた訓練が行われた。
避難誘導から消火、安否確認まで実践的な訓練を実施
当日は午前10時の火災報知器の鳴動を合図に避難訓練が開始された。雨天の中での実施となったが、従業員の行動により約3分で避難場所への移動を完了した。その後は外部専門業者の指導を受け、状況を伝えるための「119番通報訓練」と、水消火器を用いた「初期消火訓練」が行われた。
同日午後には「安否確認システム訓練」が行われ、全従業員のスマートフォンへ安否通知が一斉送信された。目標としていた「1時間以内」の回答率は約90%に達し、災害時における情報伝達と集計フローの実効性が確認された。
訓練終了後に実施された社内アンケートでは、以下のような結果と評価が得られた。
- 防災意識の向上: 4.50 / 5.0(「高まった」以上の回答が88.4%)
- 訓練の満足度: 4.27 / 5.0(満足以上が84.6%)
- 避難の円滑さ: 96.1%の社員が「スムーズに移動できた」と回答
現場からは消火器の使い方が理解できたことや継続的な開催を求める意見が寄せられた一方、雨天時の傘の持ち出しによる混雑や階段の滑りやすさ、非常ベルの聞こえやすさや情報共有のスピード感など、実践的な検証を求める声も挙がった。
実践に向けた環境再検証とマニュアルの浸透へ
株式会社アート不動産はアンケート結果を受け、非常ベルの鳴動確認や避難時の持ち出しルールの徹底など、既存のBCPマニュアルが実践で活きるよう環境面の再検証と社内へのさらなる浸透を図るとしている。
同社は「暮らしに愛とアートを」をコーポレートテーマに掲げており、今回の訓練で得られた気付きをもとに、今後も定期的な教育訓練の実施とBCPのブラッシュアップを継続していく方針だ。
本記事は株式会社アート不動産の発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



