iiTEC、全方位720度カメラ活用の災害時遠隔モニタリングを提案
株式会社iiTECは、大規模地震や自然災害の発生時に現場へ赴くことなく安全確認や被害状況の把握を行える、全方位720度カメラ「Cupola360」を活用した災害時遠隔現場モニタリング・BCP(事業継続計画)支援ソリューションの提供およびレンタルサービスを提案した。
現地への移動が困難な状況や二次災害のリスクがある現場において、死角のない映像を通じて迅速な状況把握や初期対応、意思決定の支援を図る。
開発と提供の背景
地震や自然災害の直後は、交通網の遮断や余震・火災・倒壊などの二次災害リスクにより、管理者が現地へ向かうことが危険かつ困難となる課題がある。また、一般的な固定カメラでは画角に制限があり、天井の落下や設備の傾き、壁面の亀裂など空間全体の被害規模を正確に把握しにくいという限界があった。
状況確認の遅れは避難指示や事業再開判断の遅れに直結することから、人が現地に行かずに現場の全容を把握できる体制が防災や減災、事業継続において求められている。
全方位720度カメラ「Cupola360」の主な特徴
1台で上下左右の空間全体をカバーし、部屋の隅や天井、床面の状態を一度に記録・確認できる。遠隔から画角の操作も可能となっている。
現場の映像は遠隔地の対策本部やスマートフォンへリアルタイムで共有できるほか、周囲全体の映像を保存することで、災害後の現場検証や損害保険の調査・報告資料としての記録にも活用できる。富士山山頂などでの運用実績があり、過酷な気象環境や厳しい光環境下にも対応する。また、高画質でありながら帯域を抑えた映像伝送技術を採用し、通信が混雑しやすい災害時や遠隔地でも安定した運用をサポートするとしている。

導入にあたっては、初期投資を抑えてBCP訓練時や緊急時、期間限定のイベントや警戒期間に合わせて運用できる自治体・企業向けのレンタルプランも用意されている。
主な活用シーン
同ソリューションは、以下のような場面での活用が想定されている。

- 工場・物流倉庫:地震直後のライン損壊、荷崩れ、設備漏液などの早期確認と遠隔からの安全チェック
- データセンター・重要施設・インフラ:無人環境や過酷環境における構造物やサーバーラックの倒壊・異常確認
- 自治体・避難所・防災拠点:現場に入れない状況下での一次スクリーニングと避難・復旧指示の判断材料
代表取締役の古澤隆秋氏は、災害時や過酷な現場では人を危険に晒さずに正確な状況を迅速に把握することが重要であるとし、危険な現場へ安易に人を派遣することなくBCP発動と安全確保を行える環境を提供し、地域の防災と企業の事業継続に貢献していきたいとしている。
製品概要
- 製品名:全方位720度カメラ「Cupola360」
- 問い合わせ先:contact@iitec.jp
- 公式サイト:https://www.iitec.jp/?lang=ja
本記事は株式会社iiTECの発表をもとに作成。
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