自動車技術会、自動運転AIチャレンジ2026決勝を9月に開催へ
公益社団法人自動車技術会(会長:中嶋裕樹)は、2026年9月19日と20日の2日間にわたり、「自動運転AIチャレンジ2026決勝」を開催する。自動車の知能化や電動化に伴うソフトウェア人材の不足解消に向けた取り組みの一環として実施される。学生から社会人、研究者まで幅広い参加者が、オープンソースソフトウェアを活用した自動運転アルゴリズムの開発スキルを競う。
大会の目的と実施概要
自動車業界において高度なソフトウェア開発技術を持つエンジニアの需要が世界的に高まる中、本大会は実践的な技術を競う場として設けられている。競技ではロボット開発向けプラットフォーム「ROS」や自動運転システム向けソフトウェア「Autoware」などを活用し、シミュレーション空間および実車走行での精度や走行性能を競い合う。
大会は2つの日程に分かれており、初日はシミュレーション環境での競技、2日目はシミュレーション上位チームによる実車両を用いた競技が行われる。

9月19日:シミュレーション環境での対決
初日の9月19日は、東京・お台場の東京国際交流館にてシミュレーション環境での走行が実施される。両部門を合わせて延べ最大48チームが参加する予定となっている。共通要素として、アクセル開度やステアリング角などを可視化するリアルタイムテレメトリUIが表示される。

- 会場:東京国際交流館(東京・お台場)
- 対象部門:Sim to Real SW部門(32チーム)、End to End AI部門(16チーム)
- 実行環境:Sim to Real SW部門は原則運営側が用意したPCを使用、End to End AI部門は参加者がPCを持参

9月20日:実車両を用いた走行対決
2日目の9月20日は、会場をシティサーキット東京ベイ(CCTB)に移し、Sim to Real SW部門のみを対象とした実機競技が行われる。19日のシミュレーション決勝を通過した上位チームが参加し、実際の車両を無人で走らせる。
- 会場:シティサーキット東京ベイ(CCTB)
- 対象部門:シミュレーション決勝の上位16チーム(予定)
- 実行環境:決勝シミュレーション上位チームによる複数台の実車両競技
競技部門の特徴
- Sim to Real SW部門:自動運転ソフトウェアをベースにプログラムを改良し、自律走行の技術を競う部門。シミュレーション環境での予選と決勝を勝ち抜いた上位チームが、実際のレーシングカートを無人で走らせる実機決勝に進出する。
- End to End AI部門:今年新設された部門。カメラなどのセンサーデータと機械学習を用いて自動運転AIをゼロから開発し、シミュレーション空間のみで技術を競い合う。
本記事は公益社団法人自動車技術会の発表をもとに作成。
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