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朝日新聞社があいち女性輝きカンパニー優秀賞 メディア企業で初受賞

愛知県は10月27日、「あいち女性輝きカンパニー」優良企業表彰において、株式会社朝日新聞社を優秀賞に選定したと発表した。女性の採用や職域拡大、管理職登用などで優れた成果を上げた企業を称えるもので、メディア企業の受賞は初となる。表彰式は12月22日に行われる予定となっている。

意思決定への女性参画と次世代リーダー育成

株式会社朝日新聞社は2020年4月に「ジェンダー平等宣言」を策定し、報道、事業、人材の多様性を確保するため、女性管理職比率や男性の育児休業取得率などに数値目標を設けた。2022年には法政大学経営大学院教授の高田朝子教授をアドバイザーに迎え、「ジェンダー平等宣言+(プラス)」を策定した。「女性のいない会議をつくらない」を行動目標に掲げ、社内の重要な意思決定に参画する女性を増やす取り組みを進めている。

また、若手女性社員を主な対象とするジョブシャドーイング研修を実施している。参加者は部門の異なる役員や幹部社員と50~100時間行動をともにし、会議や打ち合わせへの同席を通じてマネジメントや意思決定の過程を学ぶ。同研修には2026年9月までに男女31人が参加した。

制度面からの育児と仕事の両立支援

仕事と育児の両立を支える制度整備として、「子ども付き添い休暇」「転勤免除制度」、子どもが中学校を卒業するまで利用できる「短時間勤務制度」などを設けている。

さらに、育児休業取得を促すための社内オンラインシンポジウムなどを開催し、男性の育児休業取得率は93%(2025年度)となった。

社外への発信とこれまでの評価

自社内の取り組みにとどまらず、社外への働きかけも展開している。ジェンダーをテーマにした報道キャンペーンを2017年から「Dear Girls」として展開し、2020年からは「Think Gender」として発展させた。毎年3月8日の国際女性デーに合わせた記事や広告の展開、学校への教材提供、メディア関係者を対象にした講演や勉強会などを実施している。

加えて、メディアとジェンダーを考える「Think Gender Forum」を開催し、新聞社、テレビ局、ウェブ・SNSで発信するクリエイターや学生らが組織や媒体の垣根を越えて学び合う場を提供している。

同社はジェンダー平等への継続的な取り組みにより、2024年度には「東京都女性活躍推進大賞」の事業者部門で優秀賞、2025年度には「大阪市女性活躍リーディングカンパニー」の大規模企業部門で最優秀賞を受賞している。代表取締役社長の角田克は、今回の受賞を次の改革への出発点とし、誰もが能力を発揮できる職場とインクルーシブな社会の実現に向けて取り組んでいくとしている。

本記事は株式会社朝日新聞社および愛知県の発表をもとに作成。

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