SHEINがEU支援プロジェクトと連携し出店者向け規制研修を開催 包装規則などを解説
オンライン小売のSHEINは、欧州連合(EU)が資金提供するプロジェクト「SPEAC(スピーク)」と協力し、SHEINマーケットプレイスの出店者を対象としたコンプライアンス研修を実施しました。2026年9月21日には、EU包装・包装廃棄物規則(PPWR)をテーマにしたオンライン研修を開催し、出店者がEU市場の主要な規制要件を理解できるよう解説を行いました。両者による共同研修は今回で3回目にあたり、2026年は全9回の実施が予定されています。
EU包装・包装廃棄物規則をテーマに第3回研修を開催
2026年9月21日に開催された研修では、SPEACのキーエキスパートであるLiu Kaiming(リウ・カイミン)博士が講師を務めました。2026年8月12日から適用が始まったEU包装・包装廃棄物規則(PPWR)を取り上げ、規制開始の背景、事業者が負う主な義務、遵守の手順、実務での進め方が説明されました。同規則は、EU域内で流通するすべての包装と包装廃棄物を対象にリサイクルの促進や廃棄物の削減、表示ルールなどを定めたもので、EU市場向けに商品を販売する事業者は包装の設計から表示までの対応が求められます。
今回の研修は、リサイクルのしやすさ、トレーサビリティ、表示、包装廃棄物の削減などに関する規制要件への理解を深める目的で行われました。なお、2025年に実施された過去2回の研修では、消費財に関するEU一般製品安全規則(GPSR)や、EUで電子製品を販売する際のコンプライアンス規制と業界基準がテーマとなりました。2026年は今後、デジタル製品パスポート(DPP)や、繊維・アパレル・宝飾品・化学製品における制限物質といったテーマを取り上げる予定です。
出店者の実務対応とコンプライアンスを支援
研修を通じて、出店者が欧州の製品安全や消費者保護に関する要件を理解し、日々の業務で規制上の義務を満たすための具体策を把握できるよう支援しています。SHEIN自身もEUのオンラインマーケットプレイスとして、一般製品安全規則(GPSR)やデジタルサービス法(DSA)などの適用規制に基づく義務を負い、対応を進めています。
SHEIN EMEA シニア・プロダクト・コンプライアンス・ディレクターのJulien Faivreは、SPEACとの協力が出店者のコンプライアンス意識を高める取り組みを示すものだとし、出店者が事業市場の規制要件に関する情報や学習機会を得られるようにする継続的な活動を補完しているとコメントしています。
主要TIC機関7社との研修プログラムも展開
SHEINは2026年5月、マーケットプレイス出店者向けの「製品安全・品質コンプライアンス研修プログラム」を開始しました。Bureau Veritas(ビューローベリタス)、Cotecna(コテクナ)、Eurofins(ユーロフィン)、Intertek(インターテック)、SGS(エスジーエス)、Technická inšpekcia(テクニツカー・インシュペクツィア)、TÜV SÜD(テュフ ズード)という主要な第三者検査・認証・試験(TIC)機関7社と共同で企画・提供しています。最新の法規制情報や製品の安全性要件、試験基準、業界のベストプラクティスを扱い、出店者が各国の規制変化に対応できるよう支援する内容です。
9月21日に開催されたPPWR研修を含め、終了した研修のアーカイブは「出店者向け学習ポータル(Seller Education Hub)」で視聴が可能です。同ポータルは、販売活動に必要なコンプライアンスガイドラインや参考資料、教育講座にアクセスできる環境を提供しています。
会社概要
- 会社名:ROADGET BUSINESS PTE. LTD.
- URL:https://jp.shein.com/
- コーポレートサイトURL:https://www.sheingroup.com/
本記事はROADGET BUSINESS PTE. LTD.(SHEIN)の発表をもとに作成しています。

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