福岡県が女性起業家の被害防止へ令和8年10月29日にオープンセッション初開催へ
福岡県は、女性起業家に対するハラスメントや詐欺の実態を明らかにする調査を、全国の自治体で初めて実施しました。調査の結果、回答者の約6割がハラスメントを、約4割が詐欺まがいを経験していることが判明しました。これを受け福岡県では、被害の発生防止や発生後の支援について考えるオープンセッションを初めて開催します。
約6割がハラスメントを経験、半数は相談できず
女性起業家へのハラスメント・詐欺実態調査は、県内の起業を目指す女性、女性起業家、女性経営者を対象に、令和8年5月29日(金)~6月30日(火)にかけてオンラインアンケート調査の形式で行われました。全23問の設問に対し、回答数185件が集まりました。
ハラスメントに関する項目では、回答者の約6割が、容姿や年齢・性別に関する不快な発言や、性的な冗談や発言、威圧的な口調の叱責や人格否定などを経験していると回答しました。発生相手としては、取引先に加え、起業家や支援者といった身近な関係者からも多く発生しています。また、被害を受けた人の約5割が誰にも相談していない実態も明らかになりました。
詐欺まがいの被害は約4割、発生場所はSNSが最多
詐欺まがいに関する項目では、回答者の約4割が、不確実な成果を強調する勧誘や、紹介や人間関係による断りづらい契約や勧誘を経験していました。
発生経路はSNSが最多となり、次いで友人・知人からの紹介、取引先から発生しています。相談状況については、約4割が誰にも相談しておらず、警察や行政への相談は少数にとどまりました。
対策や支援を議論するオープンセッションを開催
福岡県は調査結果を受け、ハラスメントや詐欺まがいの発生防止や発生後の支援について考える「女性起業家の安心と未来を守る!」オープンセッションを初めて開催し、起業家や取引先企業、支援者が一体となって「女性が安心して起業できる福岡県」を目指すとしています。
イベントの詳細は以下の通りです。
- 日時:令和8年10月29日(木)16時00分~18時20分
- 場所:ONE FUKUOKA BLDG.6階 (福岡県福岡市中央区天神1-11-1)※ 参加無料・託児付き
- 登壇者(女性起業家):スタイルクリエイト株式会社 代表取締役(Bloom福岡運営者)麻生 有花 氏、株式会社ORARE 代表取締役(Bloom福岡が支援する起業家)権藤 菜津姫 氏
- 登壇者(取引先企業):福岡県中小企業家同友会 代表理事(企業経営者団体)井上 明 氏
- 登壇者(支援者):CIC Fukuoka(世界的スタートアップ支援機関)町田 誉 氏、GIRAFFES JAPAN(経済産業省の女性起業家支援プロジェクト)宮脇 恵理 氏
- 登壇者(有識者):株式会社An-Nahal 代表取締役(企業のダイバーシティ経営支援)品川 優 氏、藤井法律事務所 弁護士(法律)藤井 大祐 氏
本記事は福岡県の発表をもとに作成しました。
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