知の循環型教育プロジェクト Think Net 天地之人人が本格始動
八光エルアール株式会社の代表取締役でNLCS Kobe代表を務める池田浩八氏を発起人として、知の循環型プラットフォームプロジェクト「Think Net -天地之人人-」が本格始動した。英国発のインターナショナルスクール「North London Collegiate School Kobe(NLCS Kobe)」と連携し、各界の第一線で活躍する専門家とともに子どもたちが問いを探究する新たな学びを実践・発信する。

グローバル化やAIの進展に伴い、教育においては自ら思考し未来を切り拓く力が求められている一方、既存の学校教育では社会の最前線と直接つながる機会が限られているという課題がある。同プロジェクトは行政、企業、学校などの共創パートナーと連携し、世代を超えて知を提供する循環型プラットフォームとして構想された。

プロジェクトが担う役割として、以下の3点が挙げられている。


- 世界的な視野で教科書に載っていないリアルな未解決問題に向き合う
- 日本の知恵や文化、技術、倫理を世界に通用する価値として捉え直す
- 子どもが抱いた素直な問いに対して大人が同じ目線で向き合い思考を深める
プロジェクト名にある「天地(あめつち)」は森羅万象(世界のすべて)、「人人(ひとひと)」は自ら考える人を意味している。
多彩な参画メンバーと活動内容
プロジェクトには、医学、日本伝統文化、アート、建築など多様な分野の専門家が参画している。
参画メンバー(一部)
- 鈴木 寛 氏(東京大学教授、慶應義塾大学特任教授)
- 澤 芳樹 氏(心臓外科医 / 大阪大学名誉教授)
- 松山 大耕 氏(臨済宗妙心寺派 退蔵院副住職)
- 小島 鉄平 氏(TRADMAN’S BONSAI代表 / 盆栽アーティスト)
- 伊住 禮次朗 氏(茶人・日本文化研究者)
- ミケーレ・デ・ルッキ 氏(建築家 / AMDL CIRCLE)

活動内容としては、未解決課題について議論を交わす「知的対話」、子どもたちと共に学びを深める「体験型ワークショップ」、生まれた問いや哲学をレポートや映像で世界へ発信する「オピニオンの発信」を実施する。さらに、生まれたアイデアを企業の研究開発や事業化に繋げ、集まった寄付や投資を教育へ還元する循環を目指すとしている。

これまでにも清水寺や建仁寺両足院を舞台としたお勤めや坐禅、お茶会の体験プログラムをはじめ、盆栽の苗木選びから剪定までを学ぶワークショップ、建築家のミケーレ氏を迎えて六甲山の端材などを用いた空間づくりのワークショップなどが実施されてきた。

今後は、心臓外科医の澤芳樹氏(大阪大学名誉教授/大阪警察病院病院長)を講師に迎えた小学生対象の体験型イベント「澤先生と学ぶヒトiPS細胞観察ワークショップ〜未来の細胞を考えよう〜」が2026年9月5日に大阪で開催される予定となっている。なお、同イベントの一般参加募集および当日受付は行われず、当日の様子はNLCS Kobe公式YouTubeやnoteなどで発信される予定。
NLCS Kobeの概要

NLCS Kobeは、2025年9月に兵庫県神戸市東灘区の六甲アイランドシティ「Asia One Center」にてジュニアスクール(初等部相当)を開校し、2028年には六甲山の新校舎にてシニアスクール(中高等部相当)を開校する予定となっている。
- 施設名:North London Collegiate School Kobe(NLCS Kobe)
- 所在地:兵庫県神戸市東灘区向洋町中1丁目17
- 公式サイト:https://nlcskobe.jp/

本記事は八光エルアール株式会社の発表をもとに作成。
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