東証3市場3,684社の事業戦略人事連動スコア公表 プライム中央値28.4点
組織人事総合研究所株式会社(OPRI、本社: 大阪府大阪市、代表取締役: 中北順也)は、「事業戦略と人事の整合性調査2026」の第3弾を公表した。東京証券取引所のプライム・スタンダード・グロース市場に上場する国内企業3,684社(各社の直近の有価証券報告書・2026年7月時点)を対象に事業戦略人事連動スコアの分布を市場別・業種別に集計したところ、100点換算の中央値はプライムが28.4点、スタンダードが22.5点、グロースが21.6点となった。
市場別の中央値と業種間の特徴
東証3市場3,684社の内訳は、プライム1,544社、スタンダード1,557社、グロース583社である。市場ごとに何点あれば上位何%に入るかを示した基準によると、上位25%に入る点数はプライムが34.3点、スタンダードが28.4点、グロースが28.4点となった。スタンダードとグロースの上位25%の数値は、プライムの中央値(28.4点)と同水準となっている。
業種別では、社数が少ない資源・農林(17社)を除く7つの業種区分において、中央値は23.5点から30.4点の間で推移し、開きは最大で6.9点であった。最も高かったのは金融(168社・30.4点)で、最も低かったのは情報・通信(592社)と建設・不動産(268社)の23.5点だった。ただし、金融(168社中119社)や運輸・エネルギー(131社中74社)はプライム上場企業の比率が高く、情報・通信は592社中236社がグロース市場の企業で、プライムの中だけで見ると27.5点とプライム全体の28.4点とほぼ同じ水準になる。どの業種区分も、上位75%の点から上位25%の点までの幅が10〜14点あり、業種間の開きである6.9点を上回る結果となった。
有価証券報告書の長さとスコアの関連

平均点ではプライムが28.6点、スタンダード・グロース計平均が22.8点で、差は5.8点となっている。一方、有価証券報告書の文字数の中央値はおよそ4万5千字で、スタンダード(約2万3千字)やグロース(約2万6千字)の2倍近くある。各社の文字数を同じ長さにそろえて比較し直すと、差は5.8点から0.9点まで縮小した。同社は、プライムの方が有価証券報告書の上で事業戦略と人事のつながりが厚く書かれている言及にとどめている。

代表取締役の中北順也氏は、市場や業種の間の差よりも、同じ市場・同じ業種の中の差の方が大きいことを指摘している。
調査の前提と留意点
本調査は開示内容を分析したものであり、実態そのものを測定したものではない。記述がないことは取り組みがないことを意味しないとしている。このほか、上位何%かは市場の中での位置であり市場をまたいで比較できない点、8つの業種区分には異なる事業が含まれ社数が30社に満たない区分・セルは示していない点、プライムの図表文字起こし分を含むため文字数の数え方が市場で完全には同一ではない点などが留意事項として挙げられている。
なお、同社は東証3市場3,684社の中での位置(上位何%か・10%刻み)を無料で確認できるサービス( https://opri.co.jp/check )も提供している。レポート本編のPDFは専用ページ( https://opri.co.jp/report/003 )から閲覧できる。
組織人事総合研究所株式会社の概要
- 社名:組織人事総合研究所株式会社(OPRI)
- 所在地:大阪府大阪市
- 代表者:代表取締役 中北順也
- 事業内容:事業戦略と人事の接続を専門とする調査・コンサルティング
- ウェブサイト:https://opri.co.jp/
本記事は組織人事総合研究所株式会社の発表をもとに作成されています。
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