東京都、成長加速プログラム第2期で10件を採択 各取組に上限2億円支援へ
東京都は、有望なスタートアップを集中支援するSusHi Tech Globalの一環として実施する「成長加速プログラム(第2期)」において、10件の取組を採択した。グローバル展開によって急速なスケールアップが期待できる企業を選抜したもので、各取組に対して上限2億円の資金サポートと伴走支援を提供する。都はスタートアップのグローバルな成長を後押ししていくとしている。
成長加速プログラムの概要と要件
東京都は、令和7年11月に改定したスタートアップ戦略「Global Innovation Strategy 2.0 STARTUP & SCALEUP」において、”グローバル”דスケールアップ”を新たな柱に位置づけ、世界での飛躍的成長を目指す企業への支援を推進している。
本戦略に基づくSusHi Tech Globalでは、これまで”SusHi Tech Global Startups”として計114社を決定しており、今後も100~150社程度の集団を形成していく予定となっている。
今回採択が行われた成長加速プログラムは、SusHi Tech Global Startupsの中から、グローバルでの成長につながる最長18か月の取組を募り、10件程度を支援するものだ。採択にあたっては、以下の要件が設定されている。
- グローバルでの成長に大きく寄与する取組であること
- 大きな経済的・社会的インパクトをもたらすものであること
- 都からの資金サポートを有効に活用した大胆なチャレンジであること
上限2億円の資金援助とオーダーメイド型伴走支援
本プログラムでは、採択されたスタートアップに対し、1件当たり上限2億円の資金サポートを実施する。あわせて、各社のニーズに合わせてカスタマイズされたオーダーメイド型の伴走支援を、グローバルパートナーと連携して提供する。
支援メニューとしては、海外企業や現地政府機関等とのアライアンスや、ファイナンスにおける支援が軸となる。さらに、運営事業者が本邦企業の海外進出支援に関するネットワークや実績を持つエリアにおいては、現地拠点での支援を含め、事業者の知見とグローバルネットワークを生かした支援が提供される予定だ。
東京都のSusHi Tech Globalでは、段階に応じた複数のプログラムが展開されている。
石油のみに頼らない社会の実現に向け、資源やエネルギー構造等の転換に挑む企業に対しては、「資源・エネルギー等レジリエンス強化プログラム」が新たに設けられており、1件当たり上限2億円の資金サポートと伴走支援が実施される。
さらに、成長加速プログラムや資源・エネルギー等レジリエンス強化プログラムを修了した企業の中から、さらなる飛躍が期待されるスタートアップを選抜し、上限10億円の資金サポートを伴う「グローバル×スケールアッププログラム」の提供も予定されている。本施策は、「2050東京戦略」の戦略10 スタートアップ「世界で活躍するスタートアップを育成」を推進する取組に位置づけられている。

本記事は東京都の発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



