これからの職場に安心54.0%やリラックス 東京都が働く環境の意識調査を発表
東京都とWOODコレクション実行委員会は、業務で生成AIやデジタルツールを利用する全国のビジネスパーソンを対象に実施した「AI・DX時代の働く環境」に関する意識調査の結果を公表した。調査では、デジタルツールの活用によって業務の効率向上を実感する人が8割を超える一方、職場環境に対しては生産性の向上以上に安心感やリラックスを求める傾向が明らかになった。この調査は、2026年12月に東京ビッグサイトで開催予定の展示商談会「WOODコレクション(モクコレ)2026 Plus」に先駆けて実施された。
効率化の実感とともに高まる業務のスピードと処理量
調査によると、生成AIやデジタルツールによって「仕事のスピードや効率が上がった」と感じている人は82.8%に上った。

一方で、「以前より短時間で成果を求められたり、処理量が増えた」と感じる人も63.8%を占めた。ツールの普及によって仕事の効率化が進む半面、働く人に求められる仕事のスピードや量も増加している実態がうかがえる。

職場に求める要素は「生産性の向上」より「安心」と「リラックス」

今後の職場環境やオフィスに求めるものとしては、「安心して働ける雰囲気」(54.0%)と「心の落ち着き・リラックス感」(53.0%)が上位を占め、「生産性の向上」(43.5%)を上回った。

業務自体の効率化が進むなかで、オフィスにはさらなる効率化を追求するだけでなく、人が安心して働き、気持ちを整えられる環境としての機能が求められている傾向が示されている。
木材や自然素材のオフィス利用に期待される体感価値
床や壁、備品などに木材・自然素材が使われたオフィスに対する魅力や期待については、「リラックスして働けそう」(50.3%)が最多となった。次いで「仕事に集中しやすくなりそう」(34.5%)、「長時間いても疲れにくそう」(30.5%)が続いた。
また、企業が国産木材・地域材を活用していた場合の企業印象を尋ねたところ、「あたたかみがあり、親しみやすい企業だと感じる」(42.8%)が最も多く、「従業員の働きやすさを大切にしていると感じる」(34.0%)、「ウェルビーイングを重視する先進的な企業だと思う」(27.3%)、「CSRやサステナビリティに配慮している企業だと感じる」(23.3%)という結果になった。木材の活用は空間の印象にとどまらず、従業員や環境への配慮といった企業姿勢を伝える要素としても受け止められている。
12月に東京ビッグサイトで展示商談会を開催
東京都とWOODコレクション実行委員会は、国産木材の需要喚起と利用拡大を目的に「WOODコレクション(モクコレ)2026 Plus」を開催する。会場では全国各地の国産木材や、それらを活用した建材、製品、空間づくりの最新事例などが紹介される予定となっている。
- イベント名:WOODコレクション(モクコレ) 2026 Plus
- 会期(リアル展):2026年12月24日(木)10:00~17:30、12月25日(金)10:00~16:30
- 会期(オンライン展):2026年 11月24日(火)~2027年 1月22日(金)(予定)
- 会場:東京ビッグサイト西1・2ホール(東京都江東区有明3-11-1)
- 出展:42都道府県、約300出展者(予定)
- 主催:東京都、WOODコレクション実行委員会
- 後援:林野庁、(一社) 全国木材組合連合会、全国森林組合連合会、(公社) 国土緑化推進機構、(公社) 経済同友会
- 入場料:無料(事前登録制)
- 公式サイト:https://www.mokucolle.com/
【調査概要】
- 調査期間:2026年9月
- 調査方法:インターネットアンケート
- 有効回答数:400名
- 回答者属性:全国20~60代の男女のうち、「勤務先の会社のオフィス」で仕事を行い、業務上で生成AI・デジタルツールを「利用している」または「やや利用している」人
本記事は東京都およびWOODコレクション実行委員会の発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



