NomadResort、五島市のデジタルノマド長期滞在支援の受入枠を10枠へ拡大
沖縄県名護市に本社を置く株式会社NomadResortは、長崎県五島市から受託して進めるデジタルノマド受入体制構築事業において、長期・中期滞在を支援する「Long stay support plan」を実施しています。約1カ月滞在できる長期滞在支援枠への応募が世界各地から約950人集まり、倍率が約190倍に達したことを受けて受入枠を当初の5枠から10枠へ拡大しました。また、同事業の次の取り組みとして、2026年10月12日から17日にかけてデジタルノマドを招くモニターツアーを実施する予定です。

2年間の実証事業で約458万円の直接消費を創出
デジタルノマドは、場所に縛られずに働きながら移動する人々で、数週間から数カ月滞在しながら生活する特徴があります。人口減少が進む五島市では、短期観光にとどまらず、消費の裾野を広げて地域経済を循環させるとともに関係人口を創出する狙いから同事業を推進しています。
五島市では2024年度に国土交通省九州運輸局の実証事業が行われ、2025年度には年間を通じた受入体制へと発展させました。2025年4月から2026年3月までの成果として、23カ国から延べ40名が来島し、平均滞在日数は11.5日を記録しました。推計消費総額は約557万円で、そのうち島内事業者への直接消費は約458万円となり、8割超が地域内に還流しています。参加者アンケートでは90%が再訪を希望するなど、継続的な来訪につながる基盤が整いつつあります。



宿泊費補助やコミュニティ支援を行う2つのプラン





実証事業の成果を踏まえて企画された「Long stay support plan」では、2種類の支援プランが用意されています。
- 1カ月プラン(10枠):コリビング施設「The Pier」と連携し、約1カ月分の宿泊補助(最大7万円相当)を提供
- 1週間プラン(5枠):五島市内の宿泊施設に6泊以上滞在した参加者へ、最大3万円相当の宿泊費補助または体験を提供

いずれのプランにも認定コミュニティマネージャーによるサポートが付きます。選考された参加者は地域コミュニティへの参加や滞在体験のSNS発信などを行い、2026年6月から毎月1〜2名が順次滞在しています。
全国初となる公認コミュニティマネージャー6名体制
五島地域には、日本デジタルノマド協会公認のコミュニティマネージャー養成講座(CMA)卒業生6名が滞在しています。同一地域に6名が滞在する体制は全国初となります(日本デジタルノマド協会公認コミュニティマネージャー登録者数を基にしたNomadResort調べ、2026年4月末時点)。コミュニティマネージャーは来島者の関心や生活の困りごとを把握し、地域住民や商店、行政などへつなぐ役割を担っています。
五島市地域協働課移住定住促進班の谷一也主査は、離島でありながらワークスペースと自然環境が揃っている点が魅力となっているとし、地域住民との継続的な関係性構築を進めたいとしています。また、NomadResortのコミュニティマネージャーである浦山佳菜氏は、滞在を通じて島の端の商店や集落まで経済を巡らせ、滞在後も関係が続いていく未来を目指すと述べています。
2026年度は年間40名の誘致とモニターツアーを計画
2026年度は長期・中期滞在支援に加え、年間40名のデジタルノマド誘致と、秋を中心とした2回のモニターツアーが計画されています。第1弾は2026年10月12日から17日までの5泊6日で開催される予定です。
事業および運営会社の概要は以下の通りです。
- 事業名:五島市デジタルノマド受入体制構築事業
- 実施地域:長崎県五島市
- 受託・運営:株式会社NomadResort
- 2026年度目標:年間40名の誘致、モニターツアー2回、長期・中期滞在支援
- 特設ページ:https://goto.nomadresort.jp/
- 会社名:株式会社NomadResort(代表者:小吹智広、松本知也/設立:2024年3月15日)
- Webサイト:https://nomadresort.jp/
本記事は株式会社NomadResortの発表をもとに作成しました。
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