鳥取県立美術館で落合陽一氏の個展が2027年4月29日より開催へ
計算機自然(デジタルネイチャー)を提唱するメディアアーティストの落合陽一氏による個展が、2027年4月29日から鳥取県立美術館で開催される予定です。本展は、落合氏が鳥取県を舞台に2026年に行った巡礼的なリサーチプロジェクトの成果から構成されます。詩歌や仏教思想、デジタルアートを横断する作品群で構成される大規模な個展となります。
鳥取の文化や自然を反映した展示構成
落合氏は、コンピュータなどの情報技術が高度に発達した結果、人間と自然、データや機械が一体となり、現実と仮想の区別なく連続してつながる「新しい自然環境・自然観」を計算機自然と呼んでいます。それを軸に、先端技術を活用した多様なアート作品を制作し、これまで大阪・関西万博や東京都現代美術館、霧島アートの森などで発表してきました。
今回の展覧会では、鳥取県と万葉集との関係性を踏まえ、山岳信仰や砂といったこの地域の文化や自然の特徴をあらわすモチーフも視野に入れた作品群が展開されます。






落合陽一氏の経歴と主な活動
メディアアーティストの落合氏は1987 年生まれで、2010 年ごろより作家活動を開始しました。境界領域における物化や変換、質量への憧憬をモチーフに作品を展開しています。現在は筑波大学教授、東京大学准教授を務めるほか、2025 年日本国際博覧会(大阪・関西万博)テーマ事業プロデューサーも担当しています。
主な個展には「日下部民藝館特別展」(日下部民藝館、岐阜、2021-2025 年)や「天孫帰るってよ?」(鹿児島県霧島アートの森、2026 年)などがあります。常設展として「計算機と自然、計算機の自然」(日本科学未来館、2019 年)があるほか、「日伯外交関係樹立130 周年『アンティポード、はるかなきみへ』展」(Sesc Sāo Paulo、サンパウロ、2025年)や「ミッション∞インフィニティ|宇宙+量子+芸術」(東京都現代美術館、2026 年)など多数の展示に出展し、多様な分野とのコラボレーションも手がけています。
企画展の開催概要
本企画展の概要は以下の通りです。
- 名称:落合陽一ぬるぬると とぎすりみがく いなばすな いやしけ吉事(よごと) 万代(よろずよ)の祈り(仮称)
- 開催期間:2027年4月29日(木・祝)~6月20日(日)
- 休館日:月曜日(ただし2027年5月3日は開館)
- 会場:鳥取県立美術館 (鳥取県倉吉市駄経寺町2-3-12) 3F 企画展示室
- 料金:一般1,500円(前売1,200円) 他 ※予定
- 主催:落合陽一展実行委員会(仮称)(鳥取県、鳥取県立美術館パートナーズ他)
本記事は鳥取県立美術館の発表をもとに作成しました。
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