SocotecがMSCIのESG格付け対応を支援する無料相談の受付を開始
Socotecは、主要ESG評価機関の一つであるMSCIのESG格付け対応を支援する無料相談の受付を新たに開始した。サステナビリティ経営やESG投資への関心が高まる中、企業が直面する投資家や取引先からのESG評価への対応を支援する。相談では弱点分析や対応に向けた業務フローの整理など、実務者目線での対応を行うとしている。
MSCI ESG格付けの概要と重要性
MSCI ESGレーティングは、MSCI(Morgan Stanley Capital International)が提供する企業のESG(環境・社会・ガバナンス)への取り組みを評価する格付け制度である。世界17,000社超を対象に、業界特有のリスクや機会を踏まえた指標に基づき、AAAからCCCまでの7段階で評価が付与される。
この評価結果は、年金基金や機関投資家をはじめとする多くの投資家が投資判断を行う際の参考情報として活用されている。評価の高低は企業の株主構成や資本コスト、資金調達環境や株主との対話にも影響を及ぼす要素とされている。格付けが低い場合には、ESG関連ファンドへの組み入れ対象から外れたり、機関投資家との対話機会が限られたりする可能性も指摘されている。
企業が直面する課題と外部支援の背景
MSCIの評価は主に企業が公開する情報をもとに行われるため、企業側からは自社への評価状況の把握や、評価改善に向けた開示情報の選定が難しいといった声が上がっている。
また、ESG関連の情報開示に対する投資家の注目が高まる一方、多くの企業ではサステナビリティ部門の人員体制が限られており、専門性の高い対応を少人数で担わざるを得ない状況がある。評価機関ごとに評価項目や重視するポイントが異なることもあり、社内リソースのみで適切な対応を行うことが容易ではないことから、外部の専門家の知見を活用する動きがみられる。
無料相談の内容と申し込み方法
今回開始された無料相談では、各企業のMSCIにおける弱点分析や、対応に向けた業務フローの構築など、実務的な課題への助言が行われる。
相談の申し込みは、Socotecの公式サイトに設置されたお問い合わせフォームのほか、電話でも受け付けている。フォームからの申し込み後、担当スタッフより日程調整の連絡が行われる。
本記事はSocotecの発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



