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スカイスキャナーと日本航空など、データが示す旅行者ニーズの変化について議論

Skyscanner Japan株式会社は2026年9月16日(水)、日本航空株式会社の小島史也氏と航空・旅行アナリストの鳥海高太朗氏を迎え、メディアラウンドテーブル『“価格以上の価値”とこれからの旅のカタチ』を開催しました。

イベントでは、物価高や経済的不安を背景とした費用対効果への意識の高まりを受け、「変わる旅行者ニーズに、どう応えるか」をテーマに議論が交わされました。スカイスキャナーの検索データや航空需要の現場感、業界分析をもとに、旅行者の意思決定の変化について意見が交わされています。

乗り継ぎの付加価値化と便選びの変化

パネルディスカッションにおいて、スカイスキャナージャパン株式会社の岡田 健太郎氏は、日本発の航空券検索数が2024年以降伸長し、2026年1〜3月も前年を大きく上回っていると紹介しました。旅行者は価格だけでなく、時間や体験価値、現地での過ごし方まで比較して納得できる旅を選ぶ傾向にあるとしています。また、韓国、台湾、ベトナム、アメリカなどが経由地に選ばれる動きもみられます。

鳥海氏は、乗り継ぎが安さのための妥協から2都市を楽しむ付加価値へと変化しており、24時間ルールを活用して経由地で観光や食事を楽しむスタイルが定着していると指摘しました。さらに、早朝便や深夜便を活用して時間を効率的に使う旅行者が増えている点や、金曜夜出発や帰国日のリモートワークといった働き方の変化にも言及しました。岡田氏からも2026年1〜7月の滞在日数が全月で前年を上回ったデータが示され、日本航空株式会社の小島氏もタイムパフォーマンスを重視した便選びが定着しつつある現場感を述べています。

旅行者がデータをもとに費用対効果を最大化する傾向について、岡田氏は「ロジタビ」と表現しました。出発の約80〜90日前から検索を始め、複数の情報を比較して予約に進む傾向があるとしています。

鳥海氏は、旅行計画に約3か月をかける行動について、失敗を避けて納得して選びたい意識の表れであるとし、豊富な選択肢を正しく比較できるツールの重要性が増していると語りました。

旅行先の地方分散とAI技術の活用

国内旅行の動向について、鳥海氏は混雑する定番観光地を避け、地方や離島などの名所を探す動きが広がっていると説明しました。岡田氏は伊丹〜函館や鹿児島〜松山といった地方路線の伸長を紹介し、小島氏も対話型AIの進化により潜在的な魅力を持つ地域が見つけやすくなり、旅先の分散化が進むとの見解を示しました。

AIの活用と今後の展望について、岡田氏は旅行者の49%がAI情報の正確性に不安を感じている状況に触れ、ChatGPT連携や各国でサービスを開始している「Explore with AI」(日本では導入開始前)を通じた環境整備を進めていると説明しました。鳥海氏はリアルタイムの料金や空席情報の正確性が課題であるとしつつ、スカイスキャナーの価格データとAIの連携が今後の旅行体験を変える可能性を指摘しました。小島氏は意思決定を行うのは旅行者自身であると述べ、国際線A350-1000、ZIPAIR、STARLINK Wi-Fi、マイルライフなどを通じて多様化するニーズに応えていくとしています。

Skyscanner Japan株式会社 会社概要

  • 会社名:Skyscanner Japan株式会社
  • 設立年月:2015年7月
  • コーポレートサイトURL:http://www.skyscanner.jp/mobile.html
  • アプリダウンロードURL:https://skyscanner.app.link/
  • 対応OS:iOS/Android

本記事はSkyscanner Japan株式会社の発表をもとに作成されています。

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