面接官が注目する点と候補者の準備に差 Oh my teethが第一印象を調査
株式会社Oh my teethは、直近3年間に採用面接を担当した会社員500人を対象に実施した、候補者の第一印象に関する調査結果を発表した。調査によると、面接を受ける側が最も準備している「服装・スーツ」(52.3%)に対し、面接官の目に入る割合は36.8%にとどまり、面接官側では「話し方・声」(46.2%)や「表情」(40.6%)が上位となった。また、面接官の73.8%が候補者の歯並び・口元が印象に残った経験があると回答している。
準備する項目と面接官の視点における意識の差

面接を受ける側が身だしなみで気をつけたことと、面接官が候補者を見て目に入るものを比較したところ、最も差が大きかったのは「服装・スーツ」の15.5ポイント(受ける側52.3%、面接官36.8%)だった。受ける側で41.7%だった「髪型」は面接官側で32.8%(−8.9ポイント)、37.1%だった「肌・メイク」は26.6%(−10.5ポイント)となっており、いずれも事前に整えて身につける項目で差が見られた。

一方、面接官側で上位となったのは「話し方・声」(46.2%)と「表情」(40.6%)で、受ける側の回答(話し方・声48.2%、表情41.2%)と水準がほぼ一致していた。面接官側の3位は「服装・スーツ」(36.8%)で、4位の「目線」(36.6%)とほぼ同率となっている。受ける側が力を入れる身だしなみよりも、面接官の目は話し方や表情に向いている傾向が示された。


顔まわりでは目と口元がほぼ同率の上位

全身を対象にした設問では「歯・口元」は34.0%で6位だったが、顔まわりに限った設問では順位が変動した。
顔まわりで面接官の目に入る場所は、1位が「目」(45.2%)、2位が「歯・口元」(44.2%)でほぼ同率となった。3位の「髪型」(34.6%)とは9ポイント以上の差が開いており、事前に整えておく部分よりも、話したり笑ったりするたびに動く「目」と「歯・口元」のほうが面接官の目に入っている結果となった。
7割超が口元の印象を記憶しオンライン面接の普及も影響
面接官500人のうち、候補者の歯並び・口元が印象に残った経験がある人は「よくある」(25.2%)と「たまにある」(48.6%)をあわせて73.8%にのぼった。印象に残った経験がある369人にその印象を複数回答で聞いたところ、「健康的に見えた」(50.4%)、「清潔感を感じた」(43.6%)、「笑顔が印象的だった」(42.8%)が上位となり、「気になる点があった」は10.3%だった。口元は欠点として記憶されるよりも、候補者の印象そのものを形づくる要素として受け取られていることがうかがえる。
また、回答者の86.0%がオンライン面接の実施経験を持ち、実施経験がある430人のうち63.0%が、対面と比べて相手の口元が目に入りやすいと回答した。さらに、面接官500人のうち63.0%が、候補者の第一印象は1分以内に決まると答えている(「会って数秒」22.6%、「1分以内」40.4%)。
調査概要
- 調査名:採用面接における第一印象に関する調査
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象:直近3年間に採用面接の面接官を務めた経験がある会社員(正社員)/20〜59歳・全国
- 有効回答数:本調査 500名/事前調査 3,000名(うち「面接を受ける側」の集計対象は780名)
- 調査期間:事前調査 2026年9月7日/本調査 2026年9月8日
- 調査主体:株式会社Oh my teeth
- 備考:構成比は小数第2位を四捨五入しているため合計値が一致しない場合がある。「面接を受ける側」の数値は事前調査の回答者3,000名のうち直近5年間に面接を受けた経験がある780名の集計(286名は両方に該当)。
本記事は株式会社Oh my teethの発表をもとに作成。
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