Arent、Revit向けLightningBIM 自動配筋の英語版をリリース
建設DXを手がける株式会社Arent(本社:東京都港区、代表取締役社長:鴨林 広軌)は、Autodesk Revit向けアドイン「LightningBIM 自動配筋」の英語版をリリースした。国内で導入が進む鉄筋の自動配筋・干渉チェック機能を英語UIで提供することで、海外のBIM設計者や国際的な建設プロジェクトでの活用を可能にする。
英語版リリースの背景
世界的にBIM(Building Information Modeling)が建設プロジェクトの標準的な手法となり、なかでもAutodesk Revitが広く利用されている。一方で、鉄筋(配筋)の設計や干渉チェックは多くの手作業を要しており、熟練技術者の不足は国内外に共通する課題となっている。
Arentはプラント設計3D CAD「PlantStream」の海外販売を主軸に、2025年10月にアメリカ・ヒューストンに「Arent Solutions Inc.」を、同年11月にスペイン・マドリードに「Arent Software S.A.」を設立して海外展開を進めてきた。現地での活動を通じてDX事業や鉄筋の自動配筋ツールへのニーズが明らかになったことから、今回の英語版リリースに至った。同社は2022年4月に国内向けにリリースした本ツールのノウハウを海外市場へ展開し、建設DXの加速を図る。
製品の特徴と主な機能
「LightningBIM 自動配筋」は、独自の3Dモデル制御技術をベースに、構造計算データの取り込みから干渉のない配筋、アキ(クリアランス)・定着チェック、納まり図の作成までをAutodesk Revit上で完結できるアドインである。配筋モデルの作成とチェックを高速に行うことで、設計・施工双方の業務負荷を軽減する。
主な機能は以下の通り。
- 構造計算データからの全体一括自動配筋
- ルールや部材優先度に基づく自動干渉回避(スマート配筋)
- Revit上での干渉・アキ(クリアランス)・定着チェックの可視化
- 納まり図(断面図・平面図)のワンクリック生成
- 概算数量の即時算出
提供概要と価格
本アドインは年間サブスクリプション形式で提供される。対応バージョンはAutodesk Revit 2022から2026で、Revit 2020および2021は本バージョンより対応対象外となった。
価格(税抜)は以下の通り。
- シングルライセンス:840,000円/年
- マルチライセンス:1,200,000円/年
今後の展開と会社概要
Arentは、設立した海外拠点を軸に「LightningBIM」シリーズの海外展開と多言語対応を推進し、国内外の建設現場における鉄筋設計・施工の効率化を支援していく方針である。
同社は「暗黙知を民主化する」をミッションに掲げ、クライアント企業と課題解決に取り組む「DX事業」と、自社SaaSを展開する「プロダクト事業」の二軸で事業を展開している。
- 会社名:株式会社Arent
- 所在地:東京都港区浜松町2-7-19 KDX浜松町ビル3階
- 代表者:代表取締役社長 鴨林 広軌
- 設立:2012年7月2日
- 資本金:12億86百万円
- 上場市場:東京証券取引所グロース市場(証券コード:5254)
- Webサイト:https://arent.co.jp/
本記事は株式会社Arentの発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



