クレア人財育英協会がカスハラ対策講座を割引 YouTubeで解説動画も無料公開
一般社団法人クレア人財育英協会は、企業のカスタマーハラスメント(カスハラ)対策の実効性を高める取り組みとして、「雇用クリーンプランナー認定講座」の受講料を割り引く期間限定キャンペーンを開始した。あわせて、義務付けられた措置を現場で機能させる「カスハラ対応マニュアル」の作り方を解説するセミナー動画をYouTubeで全編無料公開した。
法改正に伴うカスハラ対策の義務化とマニュアルの必要性
改正労働施策総合推進法により、令和8年10月1日から、事業主にはカスハラへの方針の明確化と周知・啓発、相談体制の整備、事後の迅速かつ適切な対応、悪質なカスハラへの対処方針などの抑止措置、プライバシー保護と不利益取扱いの禁止が義務付けられた。法律上のカスハラは、顧客等の言動であって、業務の性質等に照らして社会通念上許容される範囲を超えたものにより、労働者の就業環境が害されるものとされており、電話やSNSも含まれる。
方針を掲げるだけでなく、目の前で怒鳴られた際に誰が・何を・どの順番で行うかが定まっていなければ義務が形骸化しかねないため、各企業の業種に合わせた対応マニュアルの整備が求められている。
同協会では、マニュアル作成のポイントとして以下の3点を挙げている。
- 目的・基本方針と「自社のカスハラ」の定義:正当なクレームへの誠実な対応と従業員を守る姿勢を明文化し、要求や手段が不当な場合の判定例や、スーパー、IT、交通など業種ごとのカスハラ例を社内で決めておく。
- 相談体制と迅速な対応:顧客が目の前にいる場合は一次対応者が「聞く・確認する・呼ぶ」に徹して店長などの二次対応者が複数人で対応する流れを定め、対面していない場合は相談窓口とヒアリングシートで対応する。
- 抑止のための措置:記録にもとづく原因究明と再発防止のほか、店頭やホームページでの方針の掲示、カスハラ規程の整備、従業員アンケートなどを組み合わせる。
認定講座の割引キャンペーンと無料公開動画の詳細
現場対応の支援に向けた受講料割引キャンペーンおよび公開セミナーの詳細は以下の通りである。
- 対象講座:雇用クリーンプランナー認定講座
- 割引内容:【通常99,000円→90,0000円(税込)】(9,000円OFF)
- 期間:2026年10月31日(土)まで
- お問い合わせ・お申込み:一般社団法人クレア人財育英協会 事務局 info@koyo-clean.com
メディア関係者や企業担当者向けにYouTubeで無料公開されたセミナー動画では、特定社会保険労務士の小野純が講師を務める。小野は企業や教育機関等で累計400回以上のハラスメント・労務研修に登壇しており、雇用クリーンプランナー資格の監修や講師も担当している。動画や講座では、正当なクレームがカスハラに変わった場合の対応の切り替え時期や、一次対応者へのルール徹底、BtoB企業の取引先からの要求への対応、方針掲示の注意点、マニュアル未整備に伴うリスクといったテーマを取り扱う。
一般社団法人クレア人財育英協会の概要
東京都千代田区紀尾井町に拠点を置き、代表理事を酒井康博が務める一般社団法人クレア人財育英協会は、株式会社SAのグループ会社として2023年に設立された。雇用・労務・ハラスメント防止に特化した資格・研修事業を展開しており、全国750名超が「雇用クリーンプランナー」を取得している。
- 公式サイト:https://koyo-clean.com/
本記事は一般社団法人クレア人財育英協会の発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



