買い物での生成AI利用者の55.3%が回答の間違いに遭遇 マイベスト調査
商品比較サービス「マイベスト」を運営する株式会社マイベストは、直近6か月以内に買い物で生成AIを使った全国の20〜50代の男女863名を対象に実施した「AI時代の買い物に関する調査」の結果を発表しました。2026年4月に実施した調査に続く第2回で、今回は生成AIを使った結果どうなったかに着目して調査が行われました。調査結果によると、対象者の55.3%が生成AIの回答で何らかの間違いを経験している実態が明らかになっています。
回答の間違いに遭遇してもAIへの委託や自動化を望む傾向
AIで選んだ商品で後悔や失敗があったかどうかで今後の意向を比較したところ、後悔した人の方が今後も購入判断を委ねたい割合や自動注文を使いたい割合が高い結果となりました。
買い物でAIを使う頻度別に見ると、よく使う人ほど自動注文を使いたいと回答しており、「ほぼ毎日」使う層と「それより少ない」層の間には44.1ポイントの差が見られました。また、よく使う人ほどAIの回答の間違いに多く遭遇しているものの、自分で確かめずにAIの回答だけで決める割合は高くなっています。AIの回答を見た後に追加情報を調べた理由として「AIの回答に根拠が感じられなかったから」を挙げた人は、第1回の31.3%から今回の調査では22.4%へ8.9ポイント減少しました。
55.3%が間違いに遭遇、後悔につながりやすいのは「仕様やスペックの違い」
回答者の55.3%がAIの回答において何らかの間違いを経験していました。ただし、間違いに遭遇した人の中でも後悔したのは半数以下であり、その後の行動として自分で調べ直したかどうかが分かれ目となっています。

AIの間違いの種類別に後悔率を集計したところ、最も高かったのは「仕様やスペックが違っていた」の55.7%で、最も低かったのは「価格が実際と違っていた」の41.7%でした。価格は購入前に確認しやすい一方、仕様やスペックの違いは購入後に気づくことが多いため、後悔につながりやすい傾向が示されています。


AIの回答のみで購入判断した層は後悔率が高い結果に

購入時の行動別では、「AIの回答だけで決めた」人の割合は29.1%、「AIの回答を見た後に追加で調べた」人の割合は70.9%でした。この両者の間で後悔率に19.4ポイントの開きが生じています。


AIの間違いに遭遇した人のみに絞って比較した場合でも、AIの回答だけで決めた人の後悔率は66.9%、追加で調べた人は38.6%となり、その差は28.3ポイントに広がりました。

調査の概要
- 調査名:AI時代の買い物に関する調査(第2回)
- 対象:直近6か月以内に買い物で生成AI(ChatGPT、Gemini、Copilotなど)を使った全国の20〜50代男女863名
- 方法:インターネット調査(スクリーニング3,000名/本調査863名)
- 期間:2026年10月16日〜19日
- 実施:株式会社マイベスト

※構成比は小数第2位以下を四捨五入。 ※本調査の回答者の年代構成は20代5.4%、30代13.4%、40代29.9%、50代51.2%。 ※第2回では、第1回(2026年4月実施、n=300)の結果を受けて設問を見直しており、ほとんどの設問は形式が異なるため単純比較ができません。形式が近い一部のみ参考値として示されています。 ※AIの回答が間違っていたかどうかは、回答者本人の認識に基づきます。

株式会社マイベストについて
代表取締役CEOを吉川 徹が務める株式会社マイベストは、東京都中央区築地7-17-1住友不動産築地ビルに拠点を置き、商品比較サービス「マイベスト」を開発・運営しています。2016年10月に創業し、月間ユニークユーザー3,000万人以上が利用する同サービスを、日本以外にも8つの国と地域に展開しています。
本記事は株式会社マイベストの発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



