Prox Industries、三菱電機のPhysical AI研究を支援
Prox Industries株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:亀井 悠二)は、三菱電機株式会社(本社:東京都千代田区、代表執行役 執行役社長:漆間 啓)が進めるPhysical AIの研究開発において、複数ロボットの協調動作を検証するためのシミュレーション活用に関する技術アドバイザリ支援を実施した。
本取り組みでは、NVIDIA OmniverseおよびIsaac Simを活用し、シミュレーション環境の整備から、周囲の状況に応じた行動の実装、ロボット間の情報共有や協調動作の検証まで、技術的な助言と実装に関する知見の提供を行った。
取り組みの背景
複数ロボットによる協調動作の研究では、個々のロボットの認識・判断・制御と、通信による情報共有をどのように組み合わせるかが検討課題となる。シミュレーションは、こうした技術要素を組み合わせ、環境や条件を変えながら動作を検証する手段となる。
Prox Industriesは、AI・ロボティクスとシミュレーションに関する知見を活かし、三菱電機におけるPhysical AI・通信・センシングを組み合わせた研究開発の取り組みを支援した。
環境整備と強化学習の活用支援
シミュレーション上で動作を確認するための環境整備として、ロボットモデルや検証環境の構築、物理特性の設定などについて技術的な助言を行った。
また、Isaac Labを用い、四足歩行ロボットの歩行・物体運搬や、ロボットアームによる物体の把持・移動を題材に、強化学習の設定方法や、学習結果を踏まえた改善の進め方を共有した。
画像認識・言語理解とロボット間協調の実装支援
画像処理やVLM(画像と言語を扱うAIモデル)による対象物・障害物のセンシングと、LLM(大規模言語モデル)による言語指示の解釈・目標選択について、実装・検証方法を助言した。カメラ画像から得たセンシング結果をロボットの動作につなげる構成や、指示内容に応じて運搬先を選ぶシナリオを題材に、実装例の共有や技術レビューを実施した。
さらに、ロボット間で通信を行い情報を共有し、それぞれの動作を連携させる仕組みの実装・検証について助言した。検証過程で生じる技術的な課題の整理や改善方針の検討も支援し、複数ロボットの協調動作に関する実装・検証の知見を共有することで、三菱電機における継続的な研究開発に向けた基盤づくりを支援した。
今後は、AI・ロボティクスに関する専門性と実装経験を活かし、企業の研究課題に応じた環境構築、技術検証、開発支援を通じて、Physical AIの研究開発と社会実装を推進していくとしている。
Prox Industries株式会社について
東大・松尾研発のスタートアップであるProx Industries株式会社は、AIとロボティクスの技術を通じてPhysical AIの研究開発・実装に取り組み、ロボット基盤モデルやシミュレーションの活用をはじめ、企業の研究開発から実機導入に向けた検証までを支援している。
- 会社名: Prox Industries株式会社
- 所在地: 東京都千代田区麹町1-6-2 麹町一丁目ビル5階
- 代表者: 代表取締役 亀井 悠二
- 会社HP:https://prox-industries.jp/
- X公式アカウント:https://x.com/prox_industries
- Linkedin公式アカウント:https://www.linkedin.com/company/prox-industries/?originalSubdomain=jp
本記事はProx Industries株式会社の発表をもとに作成。
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