Dellows News

ZET-BASE KYOTOで屋内栽培の矮性イネ京のゆめを収穫・試食へ

株式会社ツクリエが施設活用団体として運営する京都府向日市の共創拠点「ZET-BASE KYOTO」は、京都府および未来食研究開発センター株式会社と連携し、屋内で栽培できる矮性イネ「京のゆめ」の栽培実証を進めています。2026年6月から約5か月間にわたり、施設内のコワーキングスペースを実証フィールドとして温度や水分などの条件確認と記録を行ってきました。実証の最終工程として、2026年10月31日(土)に収穫や脱穀、籾すり、試食を体験するワークショップが開催されます。

「京のゆめ」は、未来食研究開発センター株式会社が研究・開発を手がける背丈約20cmの稲です。屋内での栽培が可能で、多段栽培システムと組み合わせることで、限られた空間における食料生産につながる可能性を持っています。

今回の実証実験では、利用者が日常的に仕事などで出入りするZET-BASE KYOTOのコワーキングスペースが活用されました。日当たりや温度、水分などを管理しながら、一般的な屋内空間で安定して栽培するための条件検証が進められています。あわせて、発芽から収穫に至る成長プロセスは定点カメラによって記録されています。

地域住民や京都府立向陽高等学校の生徒も実証に参加

検証の過程には、地域住民や教育機関も関わっています。6月13日には地域の参加者による植え付け体験が行われ、その後も施設内で稲の成長過程が観察されてきました。

さらに、京都府立向陽高等学校の生徒が探究学習の一環として参画しました。スタートアップが持つ技術の実証プロセスに、地域住民や次世代の学生が直接関わる機会となっています。

10月31日に収穫と試食のワークショップを実施

2026年10月31日(土)には、6月の植え付けに参加した人々とともに、実証の最終段階となるワークショップが実施されます。当日は未来食研究開発センター株式会社による約5か月間の成長記録の解説が行われた後、稲刈りや脱穀、籾すりを経て試食と振り返りが行われる予定です。なお、新規の参加募集は行われません。

収穫・試食イベントの概要は以下の通りです。

  • 日時:2026年10月31日(土)9:30~12:00
  • 会場:ZET-BASE KYOTO(京都府向日市寺戸町山縄手21番1 京都フィナンシャルグループ MUKOUビル3階)
  • 内容:「京のゆめ」成長記録の解説/収穫(稲刈り・脱穀・籾すり)/試食・振り返り
  • 参加者:6月13日の植え付け体験参加者
  • 主催:京都府
  • 共催:ZET-BASE KYOTO(施設運営団体:株式会社ツクリエ)、未来食研究開発センター株式会社
  • イベント詳細URL:https://zetbase-kyoto.com/topics/170/

実証に関わる各組織の概要

取り組みに関わる各組織の概要は以下の通りです。

未来食研究開発センター株式会社

  • 所在地:京都府相楽郡精華町大字北稲八間小字大路84
  • 代表者:増村 威宏(京都府立大学学長特別補佐)
  • 事業内容:矮性イネ「京のゆめ」の開発、閉鎖型環境循環アグリシステムの構築、農業由来の温室効果ガス測定など
  • URL:https://www.miraishoku.co.jp/

ZET-BASE KYOTO

  • 概要:京都府の「ZET-valley構想」の推進拠点として、脱炭素分野のスタートアップ支援や専門家によるメンタリング、ネットワーキング支援を実施
  • URL:https://zetbase-kyoto.com/

株式会社ツクリエ

  • 所在地:東京都千代田区神田駿河台1丁目5番地 化学会館4F
  • 代表者:代表取締役 鈴木英樹
  • 事業内容:インキュベーション施設の運営、起業支援プログラム、年間約8,000件の起業相談や約900件のイベント実施など
  • URL:https://tsucrea.com/

本記事は株式会社ツクリエの発表をもとに作成しています。

アクセスランキング

今日

1週間