Tellus Global、ネパール土石流災害で衛星データを提供 解析結果を公開
株式会社Tellus Globalは、ネパールの非営利団体Antarikchya Pratisthan Nepalと協力し、同国の災害時における衛星データを提供した。2026年8月26日にネパールと中国の国境付近で発生した土石流災害を受け、状況の把握や復興施策立案などを目的として解析結果が公開されている。
Tellus Proを通じたデータ提供と解析結果の公開
2026年8月26日にネパールと中国の国境付近で土石流災害が発生した際、ネパール・カトマンズに本部を置くAntarikchya Pratisthan Nepalは現状把握と状況の分析を進めた。これに対し、東京都港区に本社を置き代表取締役CEOを山﨑秀人が務める株式会社Tellus Globalは、タスキングシステムを搭載した法人向けクラウド型ワークスペース「Tellus Pro」を通じて衛星データを提供した。

両社は災害状況の把握や復興施策立案などを目的に、Tellus Proを利用して災害後の衛星データを提供し、Antarikchya Pratisthan Nepalによる解析結果を公開した。分析結果は同団体の公式SNSで閲覧できる。
- Facebook:https://www.facebook.com/antarikchya
- LinkedIn:https://np.linkedin.com/company/antarikchya
ASNARO-1やGRUSを活用した迅速な解析
Antarikchya Pratisthan NepalのManaging Directorを務めるDr. Abhas Maskey(発表内ではAdhas Maskeyの表記もあり)は、Tellus Global社から日本で運用されているASNARO-1とGRUSという複数の衛星データが提供されたことで、被害状況の把握や復興対策に向けたデータ解析が実施できたとしている。手続きを含めて同社が介在したことで解析までスムーズに行えたとし、今後も協力して復興に必要な解析結果を発信していきたい考えを示した。
株式会社Tellus Globalは、Tellus Proをはじめとする各種衛星データをより使いやすい状態で提供できるようサービスを提供していくとし、災害時の迅速なデータ連携や国内外のステークホルダーとの協力関係を深められるよう開発運用を進める方針を明らかにしている。
両団体の事業概要
本取り組みに関係する団体の概要は以下の通り。
- Antarikchya Pratisthan Nepal:ネパールにおける宇宙技術の開発と応用の推進に取り組む非営利団体。小型衛星やリモートセンシング、地理空間技術などに注力し、CUBAL高校のCubeSatやSlippers2Satを含むCubeSatミッションに関わった実績を持つ。
- 株式会社Tellus Global:衛星データプラットフォーム「Tellus」やAIモデル開発・検証環境「Tellus AI Playground」、Tellus Proを展開する。「Tellus」では政府・民間を含む45種類の衛星データおよび地上データを取り扱い、2026年7月末時点で登録ユーザー数は44,000名を突破している。
本記事は株式会社Tellus Globalの発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



