【そごう美術館】KIRIKANE Sculpture 山本茜
そごう美術館で山本茜の美術館初個展、2026年10月24日から開催へ
CATEGORY: エンタメ

伝統的な截金技法とガラスを融合させた独自表現を手がける作家、山本茜の個展「KIRIKANE Sculpture 山本茜」が、2026 年 10 月 24 日(土)から 12 月 6 日(日)までそごう美術館で開催されます。

従来「截金ガラス」と称されてきた作品を、新たに“KIRIKANE Sculpture”として発信する美術館では初めての個展となります。初期作品から最新作まで約 60 点の作品が展示され、作家活動の軌跡をたどる内容です。
新たな表現領域“KIRIKANE Sculpture”を紹介






山本茜は 1977 年石川県金沢市生まれの作家です。京都市立芸術大学で日本画を学び、重要無形文化財「截金」保持者である江里佐代子氏のもとで伝統的截金技法を修得しました。その後、富山ガラス造形研究所でガラス技術の研鑽を積み、透明なガラスを支持体として内部に截金を施す「截金ガラス」という独自の表現領域を創り出しました。
本展では、重量感あるガラスの造形力と截金の美意識が融合した作品を彫刻として捉え直し、工芸の枠組みを超えた立体表現として提示します。会場では、大学生時代の模写作品や木工に截金を施した作品、初めて手がけた截金ガラス作品から最新作までを一堂に並べるほか、創作の原点といえる工房空間の再現も行われます。
4年を費やした『源氏物語』シリーズ最新作を初公開
みどころの一つとして、山本茜が 2010 年からライフワークとして取り組む『源氏物語』全五十四帖を題材としたシリーズから、24 作目となる最新作《源氏物語シリーズ第十八帖「松風」―浮木舟―》が初公開されます。
本作は、明石の御方が上洛する際に舟の上で詠んだ歌「いくかへり行きかふ秋を過ぐしつつ 浮木に乗りてわれ帰るらむ」を背景としています。故郷を離れる心情を折り重なる截金の波で表現するため、15 ピースのガラスを融着して一体にする難題に挑み、通算 52 回の窯入れと 4 年の歳月を費やして完成に至ったとされています。会場には、これまでに制作された同シリーズ作品も可能な限り集められます。
山本茜の略歴と主な受賞歴
山本茜は 1999 年に独学で截金を始め、2000 年に江里佐代子氏より伝統的截金技法を教わりました。2001 年に京都市立芸術大学美術学部美術科日本画(模写・水墨画)専攻を卒業後、京都造形芸術大学非常勤講師(2002~08 年)を経て、2011 年に富山ガラス造形研究所造形科を卒業し、京都市に個人工房を設立しています。
これまでに多数の賞を受けており、第61回日本伝統工芸展 NHK 会長賞(2014 年)や第33回京都美術文化賞(2020 年)、第1回「古典の日文化基金賞」(2021 年)、第44回京都府文化賞功労賞(2026 年)などを授与されています。
開催概要
- 展 覧 会 名:KIRIKANE Sculpture 山本茜
- 会 期:2026 年 10 月 24 日(土)~ 12 月 6 日(日) 会期中無休
- 会 場:そごう美術館(横浜駅東口・そごう横浜店 6 階)
- 住 所:220-8510 神奈川県横浜市西区高島 2-18-1 そごう横浜店6階
- 電 話:045-465-5515[美術館直通]
- 時 間:午前 10 時~午後 8 時(入館は閉館の30分前まで)
- 入 館 料(税込):一般 2,000(1,800)円、大学・高校生 1,800(1,600)円、中学生以下無料
※( )内は前売、公式オンラインチケットおよび[クラブ・オン/ミレニアムカード、クラブ・オン/ミレニアム アプリ]をご提示の方の料金。前売券は 10 月 24 日(金)まで公式オンラインチケットおよびそごう美術館にて取り扱い。障がい者手帳各種をお持ちの方、およびご同伴者 1 名さまは無料
- 主 催:そごう美術館、神奈川新聞社
- 後 援:神奈川県教育委員会、横浜市教育委員会、tvk(テレビ神奈川)、FM ヨコハマ
- 協 賛:そごう・西武
- 公式サイト:https://sogo-museum.jp/
- 公式X(旧 Twitter):https://x.com/sogomuseum
本記事はそごう美術館の発表をもとに作成しました。
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