SEYMOUR INSTITUTEがIR産業向けにラグジュアリー戦略の提供を開始
ラグジュアリー戦略&マネジメントを専門とするSEYMOUR INSTITUTE 株式会社は、アッパーミドル層をターゲットとするIR(統合型リゾート)産業に向けたラグジュアリー戦略およびマネジメントの提供を開始しました。同社は、ホスピタリティ・マネジメントを通じて日本の文化産業を非ゲーミング事業として展開し、顧客との感情的なつながりを築く支援を進めます。同社代表の太田真氏が学んだスイスのホスピタリティ&ラグジュアリーマネジメント教育機関「レ・ロッシュ」の卒業生には米大学のカジノ・マネジメントコースへ進む学生もおり、両分野の親和性を背景としています。

IR収益の8割と言われるゲーミング(カジノ)事業で高い利益率を生むアッパーミドル層の特性を理解することが重要視されています。同社は、ラグジュアリー戦略を体系化した文献(Kapferer & Bastien, 2012)の分類をもとに、IRにおけるアッパーミドル顧客とのコミュニケーションと施策に日本の文化産業を当てはめた4つのタイプを整理しました。
- 内面志向型
本物の価値や文化的教養を重視する顧客に向け、職人との対話や、日本のものづくりに宿る卓越性、ノウハウや歴史的背景に触れる体験を設計します。
- 自己表現型
創造性や独自性を好む顧客に向けて、日本の若手アーティストやデザイナーとのコラボレーション企画など、現代アートの感性に触れる機会を提案します。
- 社会的評価型
社会的な評価や地位を求める顧客に向けて、日本のスポーツ選手や著名な実業家などと交流できる社会階級または属性ごとの催しを提供します。
- 富/権力象徴型
富や権力を象徴する価値観にこだわる顧客に向けて、一般発売前製品へのアクセスや日本限定版、オーダーメイド製品の優先案内など、希少性を演出します。
同社は、これらのアプローチにおいてIRのビジョンやコンセプトが表すブランドを軸に、一貫性を保つことが重要であるとしています。
ラグジュアリー戦略では、ブランドがアートと結びつくことで単なる贅沢な商品ではないことを示し、商業性を目立たなくする手法があります(Kapferer & Bastien, 2012)。IRにこの考え方を適用することで、カジノを収益の柱としながらも、滞在体験をアートや先端の文化産業の物語で包み込み、独自の世界観を創出します。これにより、訪れるたびに日本の文化やアートに出会える場所としての記憶形成を目指します。
SEYMOUR INSTITUTE 株式会社の概要
東京都渋谷区広尾に本社を置く同社は、スイス・ホスピタリティ・マネジメントを基盤に、企業の戦略的資産になる高付加価値の設計やラグジュアリー戦略などを手がけています。
- 会社名: SEYMOUR INSTITUTE 株式会社
- 代表: 太田真
- 所在地: 東京都渋谷区広尾
- 公式サイト: https://www.seymour-inst.com
本記事はSEYMOUR INSTITUTE 株式会社の発表をもとに作成されています。
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