ねんきん定期便の確認状況調査 6割超が見た後に行動せず 第一生命調べ
第一生命保険株式会社が展開する「ほけんの第一歩」は、厚生年金に加入する20代から50代の現役就業者400名を対象に、ねんきん定期便の確認状況と老後資金準備の実態に関するアンケート調査を実施しました。調査の結果、定期便の内容まで確認している人は約3割にとどまり、確認後も約6割が老後資金への具体的な行動を起こしていない実態が明らかになりました。一方で、40代と50代の約7割が公的年金だけでは老後の生活費が不足すると感じています。
直近で受け取ったねんきん定期便の確認状況について尋ねたところ、「内容まで確認した」と回答したのは33.5%でした。「金額だけ確認した」は15%、「受け取ったが、ほとんど見ていない」は20.25%、「受け取ったか覚えていない」は31.25%となっています。

年代別に見ると、「内容まで確認した」と回答した割合は、20代で16%、30代で31%、40代で39%、50代で48%と、年齢が上がるにつれて高くなる傾向が見られました。一方で、20代では「受け取ったか覚えていない」が49%に達しています。

見込み額の記憶は1割のみで約6割が行動せず

定期便に記載された将来の年金見込み額を覚えているかについての質問では、「正確に覚えている」と回答したのは10.5%にとどまりました。「ざっくり覚えている」は30.75%、「見たが覚えていない」は30.25%、「そもそも見ていない」は28.5%でした。年代別では、「そもそも見ていない」が20代で40%、30代で40%となったほか、50代でも「正確に覚えている」は7%でした。

また、定期便を見た後に老後資金について何か行動したかを尋ねたところ、「特に何もしていない」が63%で最多となりました。具体的な行動の内訳は、「貯蓄の計画を見直した」が16.25%、「保険や個人年金などを検討した」が14.25%、「老後の生活費を試算した」が13%、「家族と話し合った」が10.5%でした。

「特に何もしていない」と回答した252名に行動しなかった理由を聞いたところ、「特に不安を感じなかったから」が40.08%で最も多く、次いで「何をすればよいかわからないから」が26.59%、「見込み年金額だけでは判断できないと思ったから」が13.49%という結果になりました。

40代・50代の約7割が公的年金に不足感

見込み年金額だけで老後の生活費をまかなえると思うかについては、全体で「不足すると思う」が54.25%と過半数を占めました。「わからない」は23%、「十分まかなえる」「ある程度まかなえる」の合計は22.75%でした。

年代別で「不足すると思う」と回答した割合は、20代が36%、30代が42%であったのに対し、40代は70%、50代は69%に達し、年代による差が見られました。

老後資金の備えは投資や預貯金への関心が高い傾向
老後資金の不足に備える方法として今後関心があるものを尋ねたところ、最も多かったのは「新NISA等の投資」で36%、次いで「預貯金」が34.75%、「働く期間を延ばす」が19.5%、「個人年金保険」が19%、「わからない/備えることに関心がない」が19%となりました。
調査概要
- 調査時期:2026年5月21日
- 調査方法:インターネット調査
- 対象人数:400名(20代100名、30代100名、40代100名、50代100名)
- 調査対象:20〜59歳の男女で、会社員・公務員・団体職員などの現役就業者(厚生年金の加入者)
本記事は第一生命保険株式会社の発表をもとに作成しています。 出典URL:https://www.dai-ichi-life.co.jp/promotion/first_step/basic/00087/index.html
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