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【新規事業・イノベーション関与者309名へのアンケート調査】新規事業の評価・判断基準が不明確な会社では、新規事業が計画どおりに進みにくい傾向

新規事業の判断基準が明確な企業は87.0%が計画どおり以上に進展 アスタミューゼ調査 CATEGORY: ビジネス

アスタミューゼ株式会社は、新規事業やイノベーションに関わる309名を対象に実施したアンケート調査の結果を公表しました。会社の評価や意思決定において投資・継続・撤退の判断基準が明確な場合、担当した新規事業が計画どおり以上に進んだ割合が高くなる傾向が見られました。

判断基準の明確さで事業進捗に差

調査によると、会社における投資・継続・撤退の判断基準があまり、または全く定まっていないと答えた86名のうち、担当した新規事業が「計画どおりに進まなかった」との回答は52名(60.5%)でした。一方、基準が明確と答えた54名では、「計画どおり以上」に進んだとの回答が47名(87.0%)に達しました。

なお、「計画どおりに進まなかった」は遅延、停滞・凍結、撤退・中止の合算で、「計画どおり以上」はおおむね計画どおり、計画以上・前倒しの合算です。進行中の事業については現時点の進み具合を尋ねており、基準の明確さと事業の進捗はいずれも回答者の自己申告に基づいています。また、この比較は判断基準を設けた時期や基準の整備が進捗に与えた効果を測定したものではありません。

判断で重視される情報は市場性や成長性が上位

全回答者309名に対し、新規事業の判断で特に重視されたり提出を求められたりした情報を尋ねたところ、「市場の大きさや成長性」が34.6%となった一方、「自社がその事業に取り組む理由や強み」は19.1%にとどまりました。

あわせて外部専門家に継続的かつ短時間で相談できることが有用な場面を聞いたところ、「投資・継続・撤退の判断の整理」が93名(30.1%)で最も多く、次いで「市場・競合・技術データを読み解く」が89名(28.8%)、「評価の観点や、投資・継続・撤退を決める基準を設計する」が78名(25.2%)となりました。

調査結果に対するアスタミューゼの見解

アスタミューゼは調査結果を踏まえ、新規事業の進捗を点検する際は担当者の実行状況とともに、会社として何を満たせば投資・継続・撤退を判断するのか、誰が判断するのかを関係者で共有できているか確認することが重要だとの見解を示しています。会社で共通して用いる評価の観点や評価ゲートを定め、顧客価値や自社が選ばれる理由、採算条件などを具体化し、検証結果を判断基準に照らして追加投資や撤退などを判断できる仕組みに結び付けることが有効だとしています。

調査概要

  • 調査名:新規事業・イノベーションに関する実態調査
  • 調査主体:アスタミューゼ株式会社
  • 調査対象者:全国の30~69歳の男女のうち、従業員300名以上の民間企業に勤務し、過去3年以内に新規事業・イノベーション関連案件へ、最終承認・投資判断者、責任者・プロジェクトリーダー、またはコアメンバーとして関与した方
  • 有効回答数:309名(計画サンプル数300名)
  • 調査期間:2026年9月25日~9月28日
  • 調査手法:インターネットによるアンケート調査
  • 集計方法:本調査は割付およびウエイトバックを行っておらず、結果は調査対象者309名の回答を集計したものです。該当する勤務者全体の傾向を推計するものではありません。
  • 実査委託先:株式会社マクロミル

本記事はアスタミューゼ株式会社の発表をもとに作成しました。

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