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作り手が価格競争から抜け出すために。オンラインサロン「マルシェルジュ」提供開始、ふるさと納税の返礼品申請は無料で代行

どえらザウルス 個人事業者向けオンラインサロン マルシェルジュの提供を開始

CATEGORY: ビジネス

茨城県つくば市に本社を置く株式会社どえらザウルスは、マルシェ出店者をはじめとするものづくり・飲食・サービス業に携わる個人事業者を対象としたオンラインサロン「マルシェルジュ(Marcierge)」の提供を2026年9月30日より開始しました。

本サービスは、「なぜ自分がこれを作っているのか」という情緒的価値を言葉にし、価格競争から抜け出す支援を行うものです。会員はふるさと納税の返礼品申請代行を無料で利用でき、月額1,650円(税込)から参加できます。

開発の背景と市場環境

同社によると、日本の作り手は原料選びや縫製、仕上げといった機能的価値を職人水準まで高めている一方で、制作理由などの情緒的価値を買い手に届けられているケースはごくわずかだといいます。素材やスペックなどの数字で比べられる土俵では最後に残る差が価格のみになり、腕のある作り手が値下げに追い込まれる構造があると分析しています。

また、作り手の人口や市場規模は拡大傾向にあります。ランサーズの「フリーランス実態調査2024」では副業を含むフリーランス人口が1,303万人、経済規模が20兆3,200億円と10年前の約1.4倍に拡大したとされています。総務省の「令和4年就業構造基本調査」によると、副業を行う人は2012年の234万人から2022年には332万人となり、特に65歳以上は32.7万人から70.7万人へ約2.2倍に増加しました。さらにGMOペパボの発表では「minne」の登録作家・ブランド数が87万件、販売作品数が1,635万点(2023年5月末時点)、累計流通額は1,000億円を突破したほか、クリーマの発表によると「Creema」の登録クリエイターは22万人、年間流通総額は154億円(2021年2月期)となっています。こうした市場拡大の一方で、価値の言語化や販売方法を学ぶ場が不足している点を課題に挙げています。

サービス内では、動画講座とワークシートを用い、商品背景や作り手の経験を売り場やネットショップで使える言葉に組み立てます。また、ふるさと納税の返礼品出品にかかる申請手続きは運営が代行し、申請自体の会員費用負担はありません。費用は返礼品が実際に売れた場合のみ所定の手数料が売上から差し引かれ、申請不通過や未販売時の持ち出しは発生しない仕組みです。

さらに、材料費と作業時間から粗利と時給を算出し、出店ごとや販売チャネルごとの損益を自動集計できるスプレッドシートが提供されます。ブランディングやマーケティング、ネットショップ(BASE)制作などを1本2〜10分で学べる動画講座のほか、出店者同士や運営と相談できるコミュニティ環境も整備されています。

代表取締役の大井皓正氏は、売れない理由は腕ではなく制作理由が伝わっていないことにあるとし、そこが伝われば値段で比べられなくなるとコメントしています。

料金プランと今後の展開

料金プランはすべて月額・税込で、以下の3種類が用意されています。初期費用はなく、コース変更や退会はいつでも可能です。

  • Seed(シード)1,650円:シート類、コミュニティ、ふるさと納税の申請5品まで
  • Bloom(ブルーム)5,500円:Seedの内容に加え、ふるさと納税の申請が無制限
  • Harvest(ハーベスト)33,000円:Bloomの内容に加え、ネットショップ制作の個別チェック(オンライン60分)と、代表との月1回の個別相談

今後は、会員商品を紹介する「マルシェルジュストア」や作り手ごとのプロフィールページを順次公開するほか、会員数増加後には会員自身がマルシェを企画・主催する取り組みも予定しています。

株式会社どえらザウルス 概要

  • 所在地:茨城県つくば市谷田部1175番(陣場G22街区4)
  • 代表者:代表取締役 大井皓正
  • 設立:2025年1月
  • 事業内容:オウンドメディアの企画・運営、ブランディング支援
  • コーポレートサイト:https://doerasaurus.co.jp/

本記事は株式会社どえらザウルスの発表をもとに作成されています。

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