AIが銘柄を自動選定、「AI銘柄スクリーナー」正式リリース

日本投資機構株式会社は2025年1月17日、AI技術を活用した日本株の自動銘柄スクリーニングシステム『AI銘柄スクリーナー』の正規版を正式リリースした。

このアプリは、ユーザーの投資方針に合わせた株式銘柄をAIが自動選定し、「かんたん自動売買」機能でAIが選んだ銘柄を自動売買できるのが特徴だ。スマートフォンやパソコンから簡単にダウンロードでき、日本の株式市場に上場している全銘柄に対応している。

主な機能は以下の3つとなっている。

  1. 投資方針に合わせたスクリーニング条件の提供
  2. AIによる銘柄選定のサポート
  3. かんたん自動売買機能

特に、搭載されているAIはディープラーニングの技術を使用しており、LSTM(長短期記憶ネットワーク)とSVM(サポートベクターマシン)を組み合わせた独自の手法を採用している。これにより、ユーザーは複雑なパラメーター設定等を行わずとも、『何を重視して投資をしたいか?』という質問に答えるだけで、AIが上昇期待の高い銘柄を絞り込んで提示してくれる。

利用料金は初月無料、月額980円の使い放題制となっている。

さらに、株式会社ナレッジクリエイションが開発運営するアプリ型取引プラットフォーム『Trade Stand(トレスタ)』と連携することで、AIがスクリーニングした銘柄を高度なアルゴリズム取引や高速売買でトレーディングすることも可能だ。

AI技術の発展により、株式投資のハードルが下がってきている。投資初心者でも、自分の投資方針に合った銘柄選定が容易になるため、株式投資への参入障壁がますます下がることが期待される。

valvix

アクセスランキング

今日

1週間