ヨコオとインド企業の合弁LYTが新工場へ移転拡充 規模は約5倍に
株式会社ヨコオとインドの自動車部品メーカーLumax Auto Technologies Limitedによる合弁会社Lumax Yokowo Technologies Pvt. Ltd.(LYT)は、新工場への移転・拡充を完了した。2026年10月15日には開所式を執り行った。インド市場の成長や受注拡大に伴う生産量の増加と、製品の高度化に対応する。
新工場の専有面積は約5倍に拡大
開所式には、ヨコオおよびLumax グループの関係者をはじめ、顧客などが出席し、新工場の開所を祝った。
移転先の建物は地下1階、地上3階で構成されており、LYTはそのうち2階部分を専有区画として使用する。LYTの専有面積は3,557平方メートルで、旧工場の約5倍の規模となる。新工場では生産能力の向上に加え、静電気対策を施した生産エリアを整備するなど、生産品質のさらなる向上を図っている。
生産量は5倍以上に増加し高度な製品へ拡大
LYTは2020年2月に設立され、インド国内市場向けを中心に車載通信機器製品の製造・販売を行ってきた。インド自動車市場の成長や現地顧客の新規開拓による受注拡大を背景に、生産量は生産開始時と比べて5倍以上に増加している。
生産品目についても、従来の中継ケーブルを中心とした生産から、シャークフィンアンテナやインストルメントパネル内に搭載されるアンテナなど、より高度な製品へと拡大している。
地産地消の供給体制を強化し海外展開も視野
インドの自動車市場では、市場規模の拡大に加え、SUVや高価格帯車種の普及、EV化、コネクテッド化が進んでいる。さらに製造業振興策「Make in India」のもと、現地生産へのニーズも高まっており、インド国内で一貫して製品を供給できる体制の構築が事業拡大に向けた重要な要件となっている。

今回の移転・拡充により、LYTはインド国内における地産地消の供給体制を強化するとともに、Lumax グループとのパートナーシップを生かして既存の顧客への供給拡大と新たな顧客の開拓に取り組む。また将来的には周辺地域を含む海外市場への展開も視野に入れながら、ヨコオグループのグローバル生産体制を支える重要拠点として役割をさらに高めていくとしている。


本記事は株式会社ヨコオの発表をもとに作成。
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