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丸勢運輸がkintone導入で給与計算を月140時間削減

サイボウズ株式会社は、株式会社丸勢運輸における「kintone(キントーン)」の活用事例を公開しました。丸勢運輸は紙や表計算ソフトに依存していたバックオフィス業務を仕組み化し、勤怠と給与のデータをkintoneへ集約しました。これにより給与計算作業を月140時間削減したほか、これまで丸2日かかっていた歩合計算作業を確認を含め10分程度に短縮しています。

属人的な管理体制の解消に向けkintoneを導入

1969年設立の丸勢運輸は、福岡県北九州市を拠点にチャーター便による幹線輸送や地場輸送を手がける運送会社です。同社では事務職員の勤怠を紙のタイムシートで管理し、総務担当者が転記と確認を行っていたほか、雇用形態や職種ごとに異なる計算式が複数の表計算ソフトに分散していました。ドライバーの歩合計算も表計算ソフトで処理され、計算方法がマニュアル化されておらず担当者の頭の中にしかなかったため、引き継ぎができず業務停止のリスクを抱えていました。

総務部門の中核担当者の休職を機に業務属人化の解消へ乗り出した同社は、複数のサービスを比較検討した結果、kintoneを選択しました。ノーコードで作成できる範囲の広さとコーディングによる拡張性のバランスに加え、教材が多く後任を育成しやすいJavaScriptをカスタマイズ言語としている点が主な選定理由となりました。

勤怠・給与データを集約し大幅な時間短縮を達成

導入にあたっては事務所業務に絞って着手し、勤怠と給与の業務データを集約しました。事務職員は紙タイムシートを廃止してkintone上で直接打刻する形式に変更したほか、ドライバーはデジタルタコグラフ(デジタコ)の拘束時間データを「拘束時間管理表アプリ」に取り込み、有給取得や連勤管理を補う「出勤簿アプリ」と組み合わせて集約するフローを整えました。

集約データから給与を自動算出する仕組みとして「給与集計アプリ」を構築し、雇用形態や職種ごとの計算ロジックを集約した結果、給与計算作業は月140時間削減されました。また、運行データからボタン1つで自動計算する「歩合給計算アプリ」により、毎月丸2日を要していた集計作業が確認を含めて10分程度に短縮され、属人化の解消にもつながっています。

段階的なデジタル化と今後の展開

同社は現場の負担を抑えるため、電話対応中の記録は紙を残し、配車表も表計算ソフトを継続利用しながらデータをkintoneへ集約するなど、段階的なデジタル化を進めています。人事評価にkintone活用推奨を組み込むことで無理のない定着を図っており、今後は「事故報告アプリ」や「燃費管理アプリ」といった複数の業務アプリ開発を計画しているとしています。

発表企業および関連情報

  • 丸勢運輸 導入事例ページ:https://kintone-sol.cybozu.co.jp/cases/maruse.html
  • kintone 製品サイト:https://kintone.cybozu.co.jp
  • サイボウズ 商標・著作権表示注記:https://cybozu.co.jp/logotypes/trademark/

本記事はサイボウズ株式会社の発表をもとに作成しました。

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