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Japan Wagamama Awards 2027開催へ 10代対象の人材育成

Japan Wagamama Awards 実行委員会は、12歳から19歳までの若者を対象とした実践型人材育成プログラム「Japan Wagamama Awards 2027(JWA2027)」を開催します。身近な人の「まだ声になっていない願い(Unspoken Wish)」を起点に、若者自身が課題を発見し、テクノロジーを活用して解決策をつくり、地域で試しながら改善していく取り組みです。JWA2027からは新たに実行委員会を設置し、持続的な人材育成モデルの構築を目指します。

身近な人の願いから始める課題解決プロセス

JWAは、プログラミングやアプリ開発そのものの習得を目的とせず、「課題発見 → 情報収集 → 構想 → 開発 → 実証 → 改善」という一連の流れを実社会で経験することを通じて、基礎的ITリテラシーを育むことを目指しています。

前年度のJWA2026では、石川県立羽咋高等学校2年生の「はくいっこ隊」(田村凛音、狩野杏奈、北野志帆、雲井あられ)が、杖を使用する叔父の願いをきっかけにバリアフリー情報を確認できるアプリ「My Stick」を制作しました。また、関西創価高等学校2年生の幸地かれん氏が、一人暮らしをする母親の願いを起点に離れた家族と食事の時間を共有できるアプリ「Kokyo」を開発しました。

両プロジェクトは2026年7月に米国・MITで開催された「MIT App Inventor Global Education Summit 2026」内の「Global Appathon Showcase」で発表され、「My Stick」がCommunity Impact Award、「Kokyo」がDesign Excellence Awardを受賞しています。

多様な専門家が参画する実行委員会を設置

JWA2027からは、新たにJapan Wagamama Awards 実行委員会が発足します。運営実務は株式会社IRODORIが事務局として担当し、米国の非営利団体App Inventor Foundationが共催として参画します。

実行委員長には、政府「第4次産業革命における基礎的ITリテラシー委員会」で座長を務めた三幸学園フェロー・人的資本投資研究センター センター長の伊藤 健二氏が就任します。

実行委員には以下の専門家が参画し、教育モデルや社会実装、学校・地域との接続などが検討されます。

  • 緒方 広明氏(京都大学 学術情報メディアセンター長・教授)
  • 松田 悠介氏(Crimson Education Japan 代表取締役/Crimson Global Academy 日本代表)
  • 石原 正雄氏(Robert Rasmussen and Associates, Japan)
  • 長谷川 純一氏(ベイシステック合同会社職務執行者)
  • 牧野 恵美氏(千葉大学 アントレプレナーシップセンター 教授)
  • Kelly Shiohira氏(Director of Impact and Community Engagement, App Inventor Foundation)

教育モデルがMITの国際教育サミットで受賞

JWAで実践されている教育・伴走モデルをまとめた研究論文「Japan Wagamama Awards: One Unspoken Wish Meets Computational Action」は、2026年7月にマサチューセッツ工科大学で開催されたMIT App Inventor Global Education Summit 2026において、「Best Education Paper」を受賞しました。

若者がテクノロジーを使って現実の社会に働きかける「Computational Action」の実践につながる教育モデルとして評価されています。

Japan Wagamama Awards 2027 開催概要

プログラムの概要およびスケジュールは以下の通りです。

  • 対象:2027年3月時点で12歳〜19歳の日本在住者
  • 参加費:無料
  • 主催:Japan Wagamama Awards 実行委員会
  • 事務局:株式会社IRODORI(https://irodori-group.jp/)
  • 共催:App Inventor Foundation(https://www.appinventor.org/)
  • 申込・詳細URL:https://awards.wagamamalab.jp/

主なスケジュール:

  • 2026年9月14日〜12月6日:体験会実施・エントリー募集期間
  • 2026年12月16日〜2027年1月22日:講義・伴走支援(対象:エントリー者全員)
  • 2027年1月22日:企画提出・ファイナリスト選考
  • 2027年1月27日〜2月26日:地域実証・伴走支援(対象:ファイナリスト)
  • 2027年2月28日:日本大会の実施(東京会場とオンライン同時配信)
  • 2027年3月1日〜6月30日:世界大会へ向けた地域実証・検証・改善
  • 2027年7月中旬:MIT国際教育サミットへの派遣・世界大会出場

※ファイナルプレゼンテーションは一次選考通過者が対象となります。 ※MIT国際教育サミットへはJWAファイナルプレゼンテーションにてグランプリを受賞した方が対象となる予定です。

本記事はJapan Wagamama Awards 実行委員会の発表をもとに作成しました。

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