【調査レポート】情報システム担当者の約半数が転職意向 属人化・人材不足が深刻化、情報システム部門の半数がアウトソーシングを活用
情シス担当者の約半数が転職意向、属人化課題に外部活用進む アルティウスリンク調査 CATEGORY: ビジネス
アルティウスリンク株式会社は、国内の従業員数200名以上の企業に勤務する情報システム担当者1,648名を対象とした「アウトソーシング活用実態レポート ~情報システム部門編~」を発行した。調査の結果、情報システム部門における業務負荷や人材定着の実態、アウトソーシング活用の現状が明らかになった。
効率化とセキュリティ強化の両立が求められる現場
情報システム部門では、社内システムや業務アプリの運用・保守に加え、DX推進や情報セキュリティ強化、システム導入・更改など、対応すべき業務領域が拡大している。
経営から情報システム部門に求められていることとしては、「コスト最適化・効率化」(48.7%)が最も高く、次いで「品質向上」「省人化・自動化」「業務の標準化・可視化」が続いた。また、「情報セキュリティ・プライバシー強化」も上位に挙がっており、業務効率化だけでなく、セキュリティやガバナンスの強化も求められている実態が示された。

最大課題は「業務の属人化」、運用保守やヘルプデスクが負担に
情報システム部門が抱える課題として最も多かったのは「業務の属人化」(43.6%)で、次いで人員不足(34.3%)や無理な納期・割込み案件の多さが続いた。担当者が負担を感じる業務の上位には、「社内システム・業務アプリの運用・保守」、「ヘルプデスク対応」、「システム導入・更改」が並んでいる。

日常的な運用業務や問合せ対応に加え、システム刷新や情報セキュリティ対応まで幅広い業務を担う中で、限られた人員に業務やノウハウが集中している実態がうかがえる。継続的な運用・保守業務やヘルプデスク対応が負荷となることで、DX推進や業務改善といった高付加価値業務に充てるリソース確保が課題となっている可能性がある。

担当者の49.9%に転職意向、人材定着が課題

今後1年以内の転職について、「具体的に活動している」「準備・情報収集中」「機会があれば検討したい」と回答した潜在層を含む割合は、合計49.9%に達した。
転職を検討する理由では「年収・報酬への不満」(27.8%)が最も高く、「業務負荷が高い」、「キャリア成長機会の不足」、「仕事内容とのミスマッチ」が続いている。勤務環境の実態としては、繁忙期に61.1%が月20時間以上、22.9%が月45時間以上の残業を行っていることも明らかになった。運用・保守やヘルプデスク対応などの継続業務に加え、高度な役割も期待される中で、業務環境と人材育成の両面から人材定着に向けた取り組みが求められている。

50.9%がアウトソーシングを活用、導入企業の96.7%が効果を実感
課題への対応策として、情報システム担当者の50.9%が自部門でアウトソーシングを活用していると回答した。また、導入している担当者の96.7%が「効果を感じる」としている。実感している効果としては、特に「コスト削減」「リードタイム短縮」「属人化の解消」「人員再配置」などが挙げられた。
アウトソーシングは、人手不足への対応やコスト削減施策にとどまらず、業務の標準化や属人化解消を通じて、付加価値の高い業務へ注力するための選択肢となっている。
発表企業概要
東京都渋谷区代々木2-2-1 小田急サザンタワーに拠点を置くアルティウスリンク株式会社(代表取締役社長:那谷 雅敏)は、BPOサービスをワンストップで提供している。
- 設立:1996年5月 (アルティウスリンク発足 2023年9月1日)
- 資本金:1億円
- 企業URL:https://www.altius-link.com/
本記事はアルティウスリンク株式会社の発表をもとに作成。
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