新成人の恋愛観、ペアーズが“本音”を公開
恋活・婚活マッチングアプリ「Pairs(ペアーズ)」を運営する株式会社エウレカは、金銭感覚や家族観などプロフィールに書きにくい本音の条件や価値観でマッチングできる機能「本音マッチ」の、ペアーズユーザーが選んだ回答結果を年齢・男女別に集計し、「成人の日」に向けて1月9日に公開した。
「本音マッチ」の回答を年齢と性別で集計した結果によると、新成人(18〜19歳)は夢や人生の目標のためにはやりたいことを優先し、特に女性は交際・結婚相手との金銭の管理は別々が良いという意識が高く、現実的な恋愛関係を求めるという傾向にあることがわかった。
社会学者の山田昌弘中央大学教授は、「本音マッチ」の集計データについて考察。マッチングアプリを利用している新成人は、恋愛においても「自分らしさ」を重視し、相手の自分らしさも尊重し、恋愛するならお互いに無理しない範囲で付き合いたいという傾向がうかがえると述べた。また年齢によってマッチングアプリの利用目的が異なり、年齢を重ねた回答者はマッチした相手との結婚を意識する点に注意が必要だと指摘。さらにカップルや夫婦間でお財布を同じにしたいか、別々にしたいかという回答については、結婚生活を始める際に大きな問題になると述べた。