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VIPO、書籍の海外展開に向けた翻訳費用助成の第2回募集を10月15日開始へ

特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)が事務局を務める、令和8年度文化庁「活字文化のグローバル展開推進事業」において、書籍の海外展開を支援する助成事業の第2回募集が実施されます。日本の書籍の海外へのライセンスアウトに向けた営業や交渉に必要となる、企画書の翻訳・作成やサンプル翻訳の費用を助成する取り組みです。公募は2026年10月15日(木)14:00から開始されます。

助成の目的と対象事業者

この助成事業は、日本の多様で豊かな活字文化を海外へ発信・普及させるため、出版社等による作品の海外展開を促進することを目的としています。

助成金の対象となるのは、日本の法令に基づき設立された法人で、出版業を営む事業者、または著作権者から直接依頼を受けて海外での翻訳に係る権利の仲介業を営む事業者(エージェント)に限られます。

助成対象と助成金額

助成の対象となる費用および助成金の額は以下の通りです。なお、本助成金における企画書とは、翻訳出版の際に用いられるシノプシスと同義とされています。

  • 企画書(シノプシス)の翻訳・作成:1作品あたり10万円(税別)を上限
  • サンプルの英語翻訳に係る費用(サンプルの翻訳):1作品あたり50万円(税別)を上限

申請可能件数は1社3作品までです。事業者による直接申請と、事業者が出版した作品についてエージェントが行う代理申請は、それぞれ別枠として取り扱われます。

採択予定件数は、企画書(シノプシス)の翻訳・作成が通年110作品程度、サンプルの翻訳が通年65作品程度です。有識者による審査委員会により採否が決定され、全体の採択予定件数のうち第1回募集で7割程度、第2回募集で3割程度の採択が予定されています。

第2回公募のスケジュール

第2回募集の公募期間および採択後の完了期日は以下のように設定されています。

  • 募集期間:2026年10月15日(木)14:00~11月6日(金)23:59
  • 採択決定通知:2026年11月下旬を予定
  • 企画書の翻訳・作成 完了日:2027年1月29日(金)
  • サンプルの翻訳 完了日:2027年2月26日(金)

採択後は定められた期日までに翻訳等を完了する必要があり、事務局では翻訳完了までの期間が短い点についての留意を呼びかけています。手続きは専用の応募フォームから行います。

事務局および事業概要

事務局を務める特定非営利活動法人映像産業振興機構(略称:VIPO[ヴィーポ])は東京都中央区に拠点を置き、松谷孝征が理事長を務めています。令和8年度文化庁「活字文化のグローバル展開推進事業」では、海外発信の基盤となる翻訳家の発掘・育成や作品の海外展開促進のほか、世界の文学関係者や出版関係者等を対象に日本の活字文化の理解を深める活動を展開しています。

  • 事業ページ:https://www.vipo.or.jp/project/jlpp/
  • お問い合わせ先:特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)「活字文化のグローバル展開推進事業」事務局(E-mail: jlpp_vipo@vipo.or.jp ※件名に「問い合わせ:活字文化助成事業」と明記)

本記事は特定非営利活動法人映像産業振興機構の発表をもとに作成。

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