応募単価が安いのは地方か、都市部か–月平均応募は東京37件・関西9件・北陸6件。
Shakeが地域別採用成果の実測データを公開 応募単価は最大384倍の開き
CATEGORY: ビジネス

求人媒体の運用代行サービス「HRShaker」を運営する株式会社Shakeは、中小企業を対象とした地域別の採用成果に関する実測データ分析を公開しました。支援先107社の運用実績から、応募の量における地域差や応募単価の構造についての検証結果を示しています。

同社全体の応募単価は平均2,254円、社別中央値は3,193円となった一方、最小228円から最大87,468円まで384倍の開きがみられました。

応募の量における地域差と大規模運用の影響

同社の実測データによると、1事例あたりの月平均応募数は東京が約37件、関西が約9件、北陸が約6件でした。東京の上位事例では3.5ヶ月で473応募、4ヶ月で401応募といった実績が確認され、求職者の絶対数に明確な差がみられます。

一方で内訳をみると、東京の上位事例は500求人超や120求人といった大規模な複製展開を伴っており、母数の多い市場で露出量を最大化した結果でもあります。北陸地域においても、パン製造販売で6ヶ月148応募、飲食チェーンで1求人1,066応募といった実例が出ています。
応募単価を左右する要素に関する仮説
同社は、応募単価の分散が地域差よりも大きく開いている点に着目し、単価を決める主変数は「職種の難易度×訴求の質×運用期間」であり、地域は従属変数にすぎないという仮説を立てています。
地方であっても強みが実在する企業は数百円台の単価に到達し、都市部でも訴求が抽象的な企業は数万円かかる構造が考えられるとしています。同社は中小企業の採用担当者に対し、自社の応募単価を先に測定することや、応募単価の比較対象を地域平均ではなく「同職種・同雇用形態」で確認することなどを挙げています。
株式会社Shakeの概要
富山県富山市と東京都目黒区の2拠点体制で中小企業の成長支援を手掛けています。代表取締役の西野集氏は、2017年にGlic株式会社へ入社し、2020年にマーケティング部責任者へ就任したのち、2023年に株式会社Shakeを設立しました。同社は求人媒体の運用代行サービス「HRShaker」のほか、業務自動化を図る「AIShaker」、ブランド構築などを手掛ける「BRANDShaker」を展開しています。
- 会社名:株式会社Shake
- 所在地:富山県富山市上袋599−1/東京都目黒区青葉台2-17-11 202
- 代表者:西野集
- 事業内容:中小企業向け採用支援サービス「HRShaker」の運営
- 会社URL:https://shakeinc.co.jp/
調査の概要
- 分析主体:HRShaker(株式会社Shake)
- 分析対象:当社が採用支援を行う中小企業107社の運用データのうち、地域が確定している東京13社・大阪/兵庫6社・富山/石川32社の51事例(応募計2,908件)ほか全体データ
- データ期間:2025年5月〜2026年8月
- 注記:応募数はWeb経由の応募のみを計上(電話応募等は含まない)。月平均は各群の応募数合計÷運用月数合計。数値は小数第2位を四捨五入
本記事は株式会社Shakeの発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



